最近はすっかりご無沙汰ですが、夢の中で空(というか空中)に
浮かび上がる(飛び上がる)シーンをよく見るのです。
頭の中で、「飛びたい」と思って飛ぶのですが、あまり長い時間
は飛べなくて、ふっと重力がかかって浮力を一切感じられなくな
って着地してしまうのです。
いったん着地してしまうと、もう一度「飛ぼう!」と思っても、
その夢の中ではもう飛べないことがほとんどです。
これは何を意味しているのだろうか。。。
飛ぼうとする思いは、周囲に対して優位にたてる何かを一つでも
実感したいという、劣等感からの脱却願望の現れなのだろうか。
内向的であることが実社会において分が悪い思いをよくすると
いうことへの反発なのかも知れません。
そして、すぐ飛べなくなってがっかりするのは、心の底では
その反発は到底報われることは無いのだという諦めの気持ちの
現れなのかも知れません。
しかし、それでもまた空を飛ぶ夢を見ることがあるのは、まだ
抗いたいという思いが、克服できたら今より楽になれるだろう
という希望が、どこかに残っているからなのかも知れません。