油を引かずとも
10年はスルリと使えるはずの
フライパンが
2年目にして めちゃめちゃ焦げつきます。
これって そこそこストレスのもと。

信じてたのに!と
ハンカチのはじっこを噛んで
思いっきり引っ張って
キィーッ!くやしいー!
と、したい気分ですが

冷めた目で
チラリと フライパンを眺め
「もう サヨナラね。」とつぶやくの。

冷たい女、なのかしら。

2月いっぱいかけて
要らないものを手放して
おかげさまで すっきりしましたが
3ヶ月もたてば
あのとき 
「断捨離捜査網」をくぐり抜け
ここに 残してはみたけれど
やっぱり必要なかったわ、
ってなものが 
あらためて 見えてくるものです。

暮らし方や ものを選ぶ目が
とっても素敵だなと思っている
石黒智子さんの

「60代 シンプル・シックな暮らし方」
という、本。

40代の私ではありますが
この先のヒントとして
参考にさせていただいています。

いつもどこかに
メメント・モリ的意識があるものだから
もしもの時には
ワチャワチャしたくないわ
立つ鳥 跡を濁さずだわと、
断捨離も 終活も
危機管理のひとつだと思って
日頃から 整えておりますが。

住む家だって
もっとコンパクトなスペースでも
じゅうぶん、大丈夫だよなぁと
夫婦二人の暮らしゆえ
そろそろ
引っ越しも検討しているところ。

ホリエモンさんや
高城剛さんみたく
トランク一つの荷物で生きるまで
潔くは なれないけれど
身軽でうらやましいな。
そして
世界中を巡ってみたいな。


焦げ付くフライパンは
もう サヨナラするけれど
今の暮らしでは
やっぱり無いと困るので
新しいフライパンを調達します。

石黒智子さん曰く
歳重ねたら、
「手入れが簡単で 軽いものを選ぶべき」
だそうです。

わかる、わかります。
そこ重要。