スーパーでお買い物をしていて
棚に並んでいる商品を見ていたら
隣にいたおじいちゃんが
ものすごく大きな音の
おならを2度して、
サササッと去っていきました。

びっくりして
買うはずだった黒ごまを
買いそびれました。

今度は 本屋さんで
何か面白そうなの、ないかしら?と
棚の本を眺めていたら
隣にいたオジさんが
ものすごく大きな音の
おならを1度して
タタタッと走り去っていきました。

本屋さんは 静かだから
それは なかなか 響いておりまして。

あの お二人は
隣にいる私に
気付かなかったのでしょうか。
もしや 私には 
存在感というものが ないのでしょうか。

これが初めてではありません。
比較的、頻繁に遭遇します。


何と名付けたらいいのでしょう、
立て続けに
罪状、「ガス放出後 逃亡」されてしまい
呆然とその場に立ち尽くす、私です。

残され、
なんとなく
むなしくなりましたが
お二方とも すばやく去っていったので
「あちゃ!しまった!恥ずかしい!」と
きっと 思われたのでしょうね。


いいの、いいのよ。
だって にんげんだもの。
みんな するってば。
仕方ない、自然の摂理でございます。
我慢して
病気になるよりは、良いのですよ。

そんな おおらかな心持ちでいられたのも
つかの間。


そこのお嬢さん!
反対側にいたお嬢さん!
違う!違う!
おならしたのは 私ではないのですよ。

そんなに 目を見開いて
「えーっ‼」って顔して
若干 後ずさりぎみに
私のことをジト~っと 見ないでおくれよ!

無実!無実だってば!
えん罪!
ぬれぎぬ!
無実の罪!
私じゃない!
違う、違う、そうじゃ そうじゃな~い!