いろんな場所で
素敵なクリスマスツリーや
イルミネーションが輝いて、
たくさんの方が
写真を撮っているところに
遭遇します。

キラキラ輝くツリー。

私も 思い出に
ちょっと撮影してみたいかも、
なんて密かに思いつつ
まだ叶っていませんでした。


今年の夏に長野へ旅したとき、
初めてブログに載せた
3枚の写真が
実は
あの旅で撮影した写真のすべてで。

ここ何年かは
どこかに行ったとしても
日々の生活の中であっても
写真を撮るということ自体、
うっかりさっぱり
思い付きもせずで。

この新しく買い換えた、
携帯電話の中にも
写真は いまだ全部で
10枚しか ありません。

時々 ブログに写真でも載せて
華やかにしてみたいものだと
撮影してみたりは するのですが
ちっとも上手くは 撮れないもので
難しいなぁと
今や 諦めモード。

例えば インスタ映え、のような。

いわゆる
フォトジェニックな ステキ被写体を
素敵に撮影してみた、
見映えの良い写真というのは
なかなか難しく。
ちゃんとセッティングしたり
コーディネイトしたり、
きっと日頃から 
写真を撮り慣れていないと
ここぞという
シャッターチャンスは 活かせません。

が、しかし。
最近は
「インスタ映えない」写真、
というくくりも あるらしく。
これならば もしかして
私にだって いけそうな気がします。

キラキラ輝く雰囲気が
写真から醸し出されずとも、
被写体が
アングルが 
ポジションが
たとえ 洒落ていなくとも。
それで良いのだという、
「映えない」写真。
ごくごく 一般的な
良い写真、ということでしょうか。

それなら私でも イケるかも!と
気負うことなく、
さらりと撮ればいいのだわと
待ち合わせで 賑わう
金曜の夜、
街のツリーを撮影してみようかしらと
いつもならば
足早に 通りすぎるところを、
いよいよ
ツリーの前で 立ち止まってみました。

やはり 慣れないものだから
モタモタしながら カバンから携帯をだして
ツリーのまわりを
うろうろしながら
ここぞという 場所を決めて
いざ、撮影!と構えたところ。

私のシャッターチャンスのタイミングで
背後から
知らないお兄さんが
「ドンッ」とぶつかってきて。

瞬間、
パシャリと撮った1枚は
ユラユラのブレブレに。

“映えない”どころか
意味不明の一枚に。

まぁまぁ、
どうせ こんなものよネ と
そっと
携帯電話をカバンにしまいました。


ブレブレツリーは
やっぱり消去。
今回も
心のアルバムへ 残しました。