去年の12日は
もう ニットを着ていたのだけど
最近また この辺りは
気温が30度を越えていて
一度 片付けた半袖を
また出して 着てみたり。

今日は いたって普通に、秋の1日。
と言うよりむしろ、冬寄りです。
ちょっと寒いくらいの。

ブログを読ませていただくことで
今日の
日本全国のリアルな天候、気温を
知ることができて
とってもおもしろいです。
日本列島、
北から南に長~いのねと しみじみ。

そんな長い日本なら
ひとつや二つ、必ずや各地にあるであろう
その土地 それぞれの
謎の風習やら 言い伝え、
不可解な迷信みたいなもの。

我が地方にも 
なかなかすごいものがありまして。
面白いので
それを書きたいところなのですが
言い伝えとは、
ものすごく地域性のあるもので。
書いたならば
どの辺りで こっそり私が生息しているのか
民族学などを嗜まれる方ならば
即座に 見抜いてしまうと思うのです。

・・なので、書きません。

でも・・やっぱり ひとつ。


寒くなってくると
ますます足先が冷えやすくなる私は
靴下を履いて眠ります。
しかも、右足だけ。
もう癖みたいなもので、夏でもそうなのです。

左は 素足。
右は 靴下着用。

ヘンテコなのは わかっています。
独自の温度調整、長年の癖なのです。
どうかお許しください。

先日、母が言いました。
「おばあちゃんには申し訳ないけれど
私、靴下を履いて眠ることにするわ。」
それは 悲壮な決意を滲ませて。

「おばあちゃんには悪いけど、
足が冷たすぎて 眠れないの。」

繰り返される、
『おばあちゃんには悪いけど』

そうです、
気にしているのは
『靴下を履いて寝ると 親の死に目に会えないよ 伝説』です。

これって、
日本全国的に広がる言い伝えですよね?
え?違うのかしら。

母は 今までずっと
この言い伝えを信じて
いくら足が冷えても、眠れなくても
靴下を履くことなく
耐えていたというのです。

さすがに、寄る年波には勝てず
もう履かなきゃ眠れない!と
いよいよ覚悟?を決めたらしく。

靴下を履いて眠るということは
医学的観点から 良くないからだとか
縁起を担いだりだとか
そんな いろいろがあっての 語り継がれる
伝説・迷信だとは思います。
それぞれ
賛否両論あるのでしょうが。

ずっと我慢し続け、
とうとう靴下を履いた我が母。
すっかり眠れるようになったそうです。
何はともあれ、あぁ 良かった。

「大丈夫よ、そんなことないからね!」
そう言って 励ましておきました。

が、しかし。
若き頃から
隠れて靴下を履いていた私は
いったい 
どう 申し開きをすればよいのでしょうか。
四十路に至るまで 
しれっと 履き続けてしまいました・・・

母上様、申し訳ありません!
片足だけだし、きっと大丈夫です!
平気よ、平気!
就寝用靴下だって 売ってる時代だもの。
平成の世、そんなの大丈夫!
・・大丈夫ですよね、
大丈夫ですよねっ!?