「締切、せまってますよ
お願いだから 書いてくださいよ!」
と、担当者から 催促されて
「だって もう書けないよ、ネタがないの!」
と、偉そうなことを言ってみる私。
・・・どれもこれも 妄想です。
好きで書いている このブログ。
ありがたいことに
毎日楽しく
続けさせていただいているのですが
「人生、そんなに劇的なことは 起こらないのであった。」
なのであります。
日々、そうそう面白いことは起こりません。
こっそり生きてる 私のようなものには
ますますもって ドラマチックなことなど
起こりませんよ。
平凡こそ 最良の人生。
とは言いますし
辛い出来事に遭遇したならば
「あぁ あの平凡な日々が懐かしい・・・」と
退屈なまでに 穏やかだった頃を
涙を浮かべて 想う姿も
目に見えているのですが。
とかく、人は 無いものねだりなのですよね。
今までも、
もう今日は何にも書くことはない と
お手上げ気分な日は あったのですが
毎回、そんな窮地を救ってくれた
“秘法”があるのです。
それは
妄想上の『作家ごっこ』。
冒頭の 締切コントのような
あんなやり取りを
妄想しているのですよね。
まったく 馬鹿馬鹿しくって すみません。
「先生!もう間に合いません。原稿、お願いしますよ!」
「はぁ・・・もうネタがないの。オチも見つからないし。」
「先生、頑張ってください!できますよ、先生ならできますよ!!」
妄想上の担当者さんは
こんな私でも励まし、信じてくれるのです。
あぁ ありがたいことよ、
こんな私でも 信じてくれるのね。
頑張ります、私。
きっと 期待に応えてみせますぅ!
・・・そうして 今日があるのです。
いい歳した大人が
なにやってるんだとお思いでしょう。
書いていても、実に恥ずかしい。
こんな四十路、どうなんでしょうか。
今日は
こんなことを書かなきゃならないくらい
ネタがなかったんだねと
温かい目で見守っていただけたら幸いです。