道をぷらぷらと歩いていて
あぁ、今 ちょっとだけ
歌いながら歩きたいな と
思うときがあるのです。
気分よく、ご機嫌なときには
ちょっとだけ歌いたくなります。
たとえば 森のなかとか
ひとの気配の感じられない道ならば
ちょっとくらい歌っても
大丈夫なんだろうけれど
さすがに こんな場所では無理でした。
やっぱり恥ずかしい。
学生のころ
通学の電車の中で いつも
自分のテンションを上げるため
心の中だけで歌っていたのですが
どうやら 心の歌は
小さく漏れ出していたらしく
ある時 友達から
「いつも小さく歌ってるよね」
と 突然言われて
恥ずかしい思いをしたのでした。
甥っ子は
楽しい気分になると
いつでも どこでも歌っています。
きっと無意識。
幼稚園で習った歌や
ウルトラマンの歌などを
小さく歌いながら
絵を描いたり おもちゃで遊んだり。
楽しいときには歌いたくなる、
人間の本能なのかも。
歌いながら自転車に乗る中学生と
すれ違いました。
何か良いことあったのかな。
良かったねぇ。
イヤホンして
自分の世界に入っているから
なかなかの熱唱。
とても上手でした。
でも
イヤホンして自転車、
危ないから 気をつけてね。