知らぬ間に
また
大叔父が本を出版していたのです。
いったい 何冊目?
ちょっと 悔しくて、
うらやましい気持ちになりました。
・・・大叔父。
このブログ、身内は誰も読んでいないので
大叔父について語っても
咎められることはないでしょう。
あぁ・・・大叔父。
本を出版したといっても
作家でも 芸能人でもありません。
ロマンチックとドラマチックであることを
こよなく愛する、
自由で ダイナミックな男なのです。
今では すっかりおじいさんですが
日々 張り切って元気に暮らし、
そのダイナミックな人生を
後世に伝えようと
ちゃっかり 自伝までも出しております。
自ら 配り歩いております。
教育に携わり、行政に携わり、
超絶ポジティブで
人に慕われ、
明るく賢くおもしろい大叔父は
私のような凡人では 到底歩めない
ドラマチックな人生を
いまだ突き進んでいるのです。
趣味の域を完全に越えた絵描きでもあるので
引退してからは
絵画サークルなども運営しており、
華と色気のある大叔父先生は
ロマンチックな愛を常に語り、
完成されたネタのような おもしろトークで
生徒の熟女の方々に大人気なのです。
入院しようものなら
お見舞いに来てくださる熟女たちが
わんさかと押しかけ、
制限がかけられるほどの大騒ぎに。
・・・ね、ダイナミックでしょ?
そんな大叔父ですが
私のことをとても可愛がってくれまして。
まぁいろいろ・・・
そのダイナミックさに
ついていけないことも ありましたが
とても ありがたいことだと
今では 感謝しているのです。
私が美術の学校に進むと決めたとき
応援してくれたのも大叔父でした。
大叔父 最愛の妻、大叔母は すでに他界。
息子夫婦は海外に移住、
孫は芸能界にと
そのダイナミックなDNAを引き継ぎ
皆 ドラマチックに生きています。
今は 一人暮らしの大叔父も
まるでシェフのように 男の料理を極めたり、
創作活動に燃えてみたりと
ますます精力的に生きています。
やりたいことは やってみる。
チャレンジ精神のかたまりみたいな人。
いつも元気に
まわりのひとを楽しませ 笑わせ、
まわりのひとを幸せにしながら
自分も幸せに 生きる人。
ダイナミックな大叔父。
せっかくの
たった一度の人生だもの。
悔いなく生きてみたいもの。
力強く、活力溢れる生き方を。