前の職場の大大先輩に
それはそれは
美しい方がいらっしゃいました。
定年まで勤めあげられ
…数々の武勇伝⁉を残された
いろんな意味で
すごい方だったのですが。

そんな先輩、
まずは字が美しく‼
当時は、パソコンが
一人一台時代じゃありませんので
FAX上等!封書上等!なのでありまして。
先輩の美文字は際立っておりました。
伝票すら美しい。
ふせんのメモすら作品のようでした。

さらに、
言葉遣いが美しい‼
さすが先輩、大人の女性です。
電話の〆は
「ごめんくださいませ」
なのでございます。
二十歳そこそこの私が言っても
なぜだかまったくしっくりこない、
貫禄の差を見せつけられました。

いやぁ、憧れました~!
かっこ良かった。
ちょっと古風な言い回しが
かえって
かっこ良かったのです。

そんな私も今やオバのたち位置。
そろそろ言ってもおかしくないはず。

物事には
年齢によって
合う合わないがあると思うのです。

大きな大きなエメラルドのアクセサリーが
マダムには似合うけど
10代の女の子には似合わないように。
(肌も髪もツヤツヤ輝いているから、
宝石で光を足さなくてもいいのですよ!
若者よ!そのままで十分素敵ですよ‼)

そんなわけで。
もう大丈夫、
そろそろ言っちゃう四十路の私です。

では、今日はここまで。

「ごめんくださいませ!」