先日、美容室に行きました。

ん?美容室?美容院?
呼び方がわかりません。
ヘアサロン!
…気恥ずかしいのでいつも通り美容室で。

髪を切り、カラーをしたり、
他にもいろいろで四時間くらいかかる
長過ぎる滞在時間。
おばになると
長く座っているのだけで大変です。
腰にきます…
白髪も増す一方。
美容室に通う頻度も増す一方。

長い滞在時間、暇なので
ついでに爪も整えていただくのですが。
もともと短いので、
少し形を整えて、磨いてもらうだけの
簡単なお手入れ。

「いつもこんなに
深爪くらい短くされてるのですか?」と。

え!私、深爪⁉
確かに切ったばかりだったけど。

「お仕事柄、伸ばせないとか?」

いえ、ただ短いのが好きなだけで。
とはいえ短過ぎるようです。
若かりし頃は、
長めの爪にしていたけれど。

だって料理するとき
長いと邪魔だし、気になるし。
コンタクト外しにくいし。
多少、仕事に不便だし。

どんどん切ったらこうなった。
潔いほど小さい爪。
たまに
パッと目を引く鮮やかなネイルを塗ると、
それはそれで
かわいいものです。
お姉さんには驚かれてしまったけれど
なんだかんだで、
おばの深爪、気に入っているのです。

さて。
「手はそこそこ、歳が出る。」
という案件。

この間、
テレビを見ていた夫が突然言った。
「あの人、そこそこおばさんだね」

年齢を感じさせない綺麗な女優さんの
「手」が映った時だった。
ふだんはそんなこと言わない夫が
突然言った一言。
…けっこう細かいとこ、見てるのね。

お会計の時など
不意に自分の手を見て「え!」
と思うときがある。
指にフサフサと…
なんて時は恥ずかしくてしょうがない。

白魚のような…は、
どっこい生きてる、おばには無理なのだが
たまには手にも、手をかけたい。