それはソーダ水のように。

20代はかわいいね、
と言われるとうれしくて
30代はキレイですね、
と言われるとうれしくて

40代の今は？

かわいいね、も
キレイですね、も
当然うれしいのですが
最近は

「さわやかですね」

と言われると、とてもうれしい。


美しい大人の女性、石田ゆり子さんは

「澱まないように、止まらないように」

いろいろな場面で、
いつもそう語られているのをお聞きします。
何冊か出版なさっているエッセイの中でも
繰り返し、繰り返し。
それはもう、30代の頃から。

身体のことも
心のことも
考え方も
感情も

溜め込まないように
とどまらないように
すべてにおいて
代謝よく。

そんな生き方が
あの透明感を
清潔な空気をまとった美しさを
作り出しているのだろうなぁと思うのです。

さわやかな美しさ。
軽やかな美しさ。


足元にも及びませんが

長く生きていると
何かしらたまる、重くなる。
どうでもいいこだわりが増えるし
新しいことへのチャレンジも億劫に。
それが迫力だ、と言えば
良くも聞こえるけれど

なんだか、どんよりしているような。


手放して
軽やかに。
シュワシュワ、さわやかに。

やっぱり私は、
さわやかですね！と言われたい。