しばし お休みする前にも
このブログのなかで
幾度も書いている言葉のひとつが
「人生、何が起こるかわかりません」
というフレーズ、なのですが。
なんと
「本屋さん」に
なりましたのよ、ワタクシ。
そうなのです。
「とある本屋の、新人さん」となった私は
毎日たくさんの本に囲まれて
頑張って働いておりまして。
いやはや。
まったくもって
やはり人生、何が起こるかわかりません。
前にも書いていたように
悩みに悩んで仕事を辞め、
療養もかねて
ありがたくも
やりたいことをどんどんやるんだと
そんな決意で日々を過ごし。
「人生、たった一度きり。
やりたいことはどんどんやってみて
もしダメでもいいじゃない。
そしたらまた次!
次のことに
またチャレンジすればいいじゃないの。」
ただいま祖母の介護に
全力で励む我が母から そう言われ、
そうだそうだ、人生一度きり。
よっしゃ!と勢い付けて 立ちあがり。
覚悟が決まれば
なぜだか不思議と
ことはどんどん動きに動き。
流れるように進んでいって
あっという間に
ここにいます。
なれるものならば
一度なってみたかったのよ、
本屋さん。
そう、そして
あなたのその本に。
目にも止まらぬ速さで
流れるような指先の動きで
ピシッと ピッタリの
まさに職人芸と言えるような
完璧で美しい
カバーをお掛けできる日を夢見て、
ただいま修行の身なのです。
昔から
通いに通っていた某本屋さんの
いわゆる「中の人」になり、
毎日毎日
「こんな仕組みになっていたのか!」と
驚いてばかりいます。
当たり前ですが
本だらけ。
本の海にいるようです。
まだまだわからないことばかりで
本の波間で溺れかけていますが。
長く長く続く 雨の日々。
四十路の熟女は
揺らぐホルモンバランスと
この重苦しい気圧に
ブンブンと身も心も振り回されながらも
たとえば
「凶器なのか?」と思うほどの
分厚くて重い雑誌、「ゼクシィ」を
どうにか上手く積み上げなくては!と
格闘しております。
本の海で溺れかけ
助けて!と掴んだ救命具、
それも、本だなんて。
なんと贅沢なことかと
お仕事終わりの疲れた頭で
ぼんやり思ったりして。