【自民党総裁選挙の真の争点は、日本国内の親中国ビジネスと親アメリカビジネスのどちらが多数派でどちらがより優勢かであることについて】
自民党の総裁選に向けて、前首相の菅義偉氏が、いち早く小泉進次郎氏の支持を表明しました。その結果、小泉進次郎氏が総裁選において先行しています。小泉進次郎氏は、30日に正式に総裁選立候補を発表する予定です。菅グループの所属議員は小泉進次郎氏を支持します。

[菅義偉前首相と小泉進次郎氏]

[菅義偉前首相と小泉進次郎氏]
ちなみに、菅義偉氏は、自民党内で比較的親中国派です。菅義偉氏は、首相当時、インド太平洋版のNATOを作る必要はないと明言し、対中国包囲網に反対する考えを示しました。また、台湾問題は、中国と台湾の間の話し合いで解決されるべきだと主張しました。
今後、菅義偉氏に続き、自民党元幹事長の二階俊博氏も小泉進次郎氏を支持すると予想されます。二階俊博氏は、自民党内さらに日本政治家の中で、もっとも傑出した親中国派です。菅義偉氏と二階俊博氏は盟友です。

[二階俊博前自民党幹事長と小泉進次郎氏]
ただ、二階派はすでに解散され、二階氏も次期総選挙に出馬しないことを表明しています。そのため、二階氏の小泉進次郎氏支持は、暗黙裡に行われる可能性もあります。旧二階派の議員が小泉進次郎氏を支持します。
さらに、アメリカのバイデン民主党政権により解散に追い込まれた旧安倍派議員たちは、心底、親アメリカ共和党、反アメリカ民主党です。そのため、旧安倍派議員たちは、アメリカ民主党政権への意趣返しとして、親アメリカ派の総裁候補者を嫌い、菅グループ、旧二階派に続き、小泉進次郎氏を支持する可能性があります。
旧安倍派は、自民党内最大派閥でした。そのため、菅グループ、旧二階派、旧安倍派の支持を受けた場合、自民党議員の過半数が小泉進次郎氏を支持し、小泉進次郎総裁=小泉進次郎首相が誕生します。
菅義偉氏は、現在、日本とインドの経済関係の振興・促進を目的とする日印協会の会長でもあります。そのため、小泉進次郎政権が成立した場合、アメリカ追従・アメリカ隷属であった安倍政権・岸田政権に代わり、アジアに軸足を移した政権が誕生することになります。アジアは、現在そして今後、世界でもっとも経済成長する地域です。アジアとの結び付きを強めることは日本の経済成長につながります。
メディアは決して伝えませんが、また、ほとんどの国民は気付いていませんが、自民党総裁選挙の真の争点は、日本国内の親中国ビジネスと親アメリカビジネスのどちらが多数派でどちらがより優勢かということです。
もし親中国ビジネスが日本国内で多数派で優勢であれば、平和が維持されます。
これに対し、もし親アメリカビジネスが多数派で優勢になれば、アメリカは、ウクライナを代理人として使ってロシアを攻撃したように、日本を代理人として使って中国に対する代理戦争を行おうとするでしょう。台湾有事が中国攻撃の口実として使われます。その場合、日本が戦場となり、数百万人の日本人が死亡します。
自民党総裁=首相となった小泉進次郎氏は、同じく親中国の公明党と連立政権を樹立するでしょう。菅義偉氏、二階俊博氏は、公明党とも太いパイプを有しています。
アジアとの結び付きを重視する小泉進次郎自公連立政権は、アジアの平和と日本の繫栄を生み出すことでしょう。
なお、河野太郎氏が麻生派(親イギリス・アメリカ派)を離脱して総裁選挙に立候補した場合、一定数の議員の支持を得る可能性があります。河野太郎氏は決選投票には進めないでしょうから、決選投票では小泉進次郎氏を支持するかも知れません。その場合、河野太郎氏は、小泉進次郎政権に重要閣僚として入閣するでしょう。
ちなみに、アメリカは、これまでアメリカの意に沿わない日本の首相や元首相を、スキャンダル、党内クーデターあるいは物理的手法で排除してきました。しかしながら、仮に小泉進次郎氏が何らかの方法でアメリカによって排除された場合、菅義偉氏、二階俊博氏らは、代わりに河野太郎氏や小渕優子氏または野田聖子氏を首相にすれば良いだけのことです。アジア重視の政権が維持されることになります。
このため、アメリカは、小泉進次郎氏を排除しにくくなります。さらに、万一アメリカが小泉進次郎氏を何らかの方法で排除した場合、今回は、その内幕が暴露されることでしょう。日米関係が急速に冷え込むことになります。

[予想される自民党総裁選候補者たち]
小泉進次郎氏に対し、上川陽子外相は、親アメリカ派です。三菱総研出身の上川陽子氏を三菱グループも応援するでしょう。イギリスも上川陽子氏を支援します。
茂木敏充自民党幹事長も、親アメリカ派です。岸田政権からの継続性を主張するでしょう。
林芳正官房長官も、親アメリカ派です。アメリカの上院議員のスタッフをしていました。
一方、小林鷹之氏は、官僚支配と天下りの復活を夢見る財務省を中心とした官僚機構が送り込んだ候補者と思われます。現在、財務省がメディアを動員して、小林鷹之氏のイメージアップを図っているようです。
小林鷹之氏は、反中国・親アメリカのタカ派です。小林鷹之氏は、岸田内閣で経済安全保障大臣に任命され、中国への輸出規制を実施しました。2021年の自民党総裁選では、タカ派の高市早苗の推薦人名簿に名を連ねました。小林鷹之氏は、ただの受験秀才です。安倍晋三や岸田文雄の先例にならって、アメリカに気に入られて首相になろうとする人物です。今回の総裁選は単なる顔見世興行で、今後、第2の安倍晋三を目指すことでしょう。
上川陽子氏、茂木敏充氏、林芳正氏、小林鷹之氏は、いずれも自ら進んでアメリカの傀儡(PUPPET)となることで、首相を目指す人々です。政策はありません。アメリカの指示に従うだけです。
なお、石破茂氏はただの戦争オタクです。実際は、安全保障に関しては無知です。その傲慢な人柄から石破茂氏は誰にも相手にされていません。今月、アメリカに気に入られようとして、台湾を訪問し、台湾総統と会談しましたが、ただのポーズです。石破茂氏は、アメリカとの核共有を主張しています。
いずれにせよ、自民党総裁選において、個々の候補者の能力や人柄は無関係です。総裁選挙で最も重要なことは、それぞれの候補者が、どういう勢力を支持基盤にしているかということです。
小泉進次郎氏は、親中国ビジネスおよび広範なアジア重視ビジネスを支持基盤としているようです。
上川陽子氏、茂木敏充氏、林芳正氏は、親アメリカビジネスを支持基盤としています。
小林鷹之氏は、官僚機構を支持基盤とし、親アメリカビジネスの支持も得ようとしています。
石破茂氏には、支持基盤がありません。
以上
註記: 上記の見解は、私個人のものであり、いかなる団体あるいは政党の見解をも反映するものではありません。
私自身は、いずれの政党・政治団体ならびに宗教団体にも所属していません。あくまでも一人の市民として、個人として発言しています。民主主義と平和を実現するために発言しています。
自民党の総裁選に向けて、前首相の菅義偉氏が、いち早く小泉進次郎氏の支持を表明しました。その結果、小泉進次郎氏が総裁選において先行しています。小泉進次郎氏は、30日に正式に総裁選立候補を発表する予定です。菅グループの所属議員は小泉進次郎氏を支持します。

[菅義偉前首相と小泉進次郎氏]

[菅義偉前首相と小泉進次郎氏]
ちなみに、菅義偉氏は、自民党内で比較的親中国派です。菅義偉氏は、首相当時、インド太平洋版のNATOを作る必要はないと明言し、対中国包囲網に反対する考えを示しました。また、台湾問題は、中国と台湾の間の話し合いで解決されるべきだと主張しました。
今後、菅義偉氏に続き、自民党元幹事長の二階俊博氏も小泉進次郎氏を支持すると予想されます。二階俊博氏は、自民党内さらに日本政治家の中で、もっとも傑出した親中国派です。菅義偉氏と二階俊博氏は盟友です。

[二階俊博前自民党幹事長と小泉進次郎氏]
ただ、二階派はすでに解散され、二階氏も次期総選挙に出馬しないことを表明しています。そのため、二階氏の小泉進次郎氏支持は、暗黙裡に行われる可能性もあります。旧二階派の議員が小泉進次郎氏を支持します。
さらに、アメリカのバイデン民主党政権により解散に追い込まれた旧安倍派議員たちは、心底、親アメリカ共和党、反アメリカ民主党です。そのため、旧安倍派議員たちは、アメリカ民主党政権への意趣返しとして、親アメリカ派の総裁候補者を嫌い、菅グループ、旧二階派に続き、小泉進次郎氏を支持する可能性があります。
旧安倍派は、自民党内最大派閥でした。そのため、菅グループ、旧二階派、旧安倍派の支持を受けた場合、自民党議員の過半数が小泉進次郎氏を支持し、小泉進次郎総裁=小泉進次郎首相が誕生します。
菅義偉氏は、現在、日本とインドの経済関係の振興・促進を目的とする日印協会の会長でもあります。そのため、小泉進次郎政権が成立した場合、アメリカ追従・アメリカ隷属であった安倍政権・岸田政権に代わり、アジアに軸足を移した政権が誕生することになります。アジアは、現在そして今後、世界でもっとも経済成長する地域です。アジアとの結び付きを強めることは日本の経済成長につながります。
メディアは決して伝えませんが、また、ほとんどの国民は気付いていませんが、自民党総裁選挙の真の争点は、日本国内の親中国ビジネスと親アメリカビジネスのどちらが多数派でどちらがより優勢かということです。
もし親中国ビジネスが日本国内で多数派で優勢であれば、平和が維持されます。
これに対し、もし親アメリカビジネスが多数派で優勢になれば、アメリカは、ウクライナを代理人として使ってロシアを攻撃したように、日本を代理人として使って中国に対する代理戦争を行おうとするでしょう。台湾有事が中国攻撃の口実として使われます。その場合、日本が戦場となり、数百万人の日本人が死亡します。
自民党総裁=首相となった小泉進次郎氏は、同じく親中国の公明党と連立政権を樹立するでしょう。菅義偉氏、二階俊博氏は、公明党とも太いパイプを有しています。
アジアとの結び付きを重視する小泉進次郎自公連立政権は、アジアの平和と日本の繫栄を生み出すことでしょう。
なお、河野太郎氏が麻生派(親イギリス・アメリカ派)を離脱して総裁選挙に立候補した場合、一定数の議員の支持を得る可能性があります。河野太郎氏は決選投票には進めないでしょうから、決選投票では小泉進次郎氏を支持するかも知れません。その場合、河野太郎氏は、小泉進次郎政権に重要閣僚として入閣するでしょう。
ちなみに、アメリカは、これまでアメリカの意に沿わない日本の首相や元首相を、スキャンダル、党内クーデターあるいは物理的手法で排除してきました。しかしながら、仮に小泉進次郎氏が何らかの方法でアメリカによって排除された場合、菅義偉氏、二階俊博氏らは、代わりに河野太郎氏や小渕優子氏または野田聖子氏を首相にすれば良いだけのことです。アジア重視の政権が維持されることになります。
このため、アメリカは、小泉進次郎氏を排除しにくくなります。さらに、万一アメリカが小泉進次郎氏を何らかの方法で排除した場合、今回は、その内幕が暴露されることでしょう。日米関係が急速に冷え込むことになります。

[予想される自民党総裁選候補者たち]
小泉進次郎氏に対し、上川陽子外相は、親アメリカ派です。三菱総研出身の上川陽子氏を三菱グループも応援するでしょう。イギリスも上川陽子氏を支援します。
茂木敏充自民党幹事長も、親アメリカ派です。岸田政権からの継続性を主張するでしょう。
林芳正官房長官も、親アメリカ派です。アメリカの上院議員のスタッフをしていました。
一方、小林鷹之氏は、官僚支配と天下りの復活を夢見る財務省を中心とした官僚機構が送り込んだ候補者と思われます。現在、財務省がメディアを動員して、小林鷹之氏のイメージアップを図っているようです。
小林鷹之氏は、反中国・親アメリカのタカ派です。小林鷹之氏は、岸田内閣で経済安全保障大臣に任命され、中国への輸出規制を実施しました。2021年の自民党総裁選では、タカ派の高市早苗の推薦人名簿に名を連ねました。小林鷹之氏は、ただの受験秀才です。安倍晋三や岸田文雄の先例にならって、アメリカに気に入られて首相になろうとする人物です。今回の総裁選は単なる顔見世興行で、今後、第2の安倍晋三を目指すことでしょう。
上川陽子氏、茂木敏充氏、林芳正氏、小林鷹之氏は、いずれも自ら進んでアメリカの傀儡(PUPPET)となることで、首相を目指す人々です。政策はありません。アメリカの指示に従うだけです。
なお、石破茂氏はただの戦争オタクです。実際は、安全保障に関しては無知です。その傲慢な人柄から石破茂氏は誰にも相手にされていません。今月、アメリカに気に入られようとして、台湾を訪問し、台湾総統と会談しましたが、ただのポーズです。石破茂氏は、アメリカとの核共有を主張しています。
いずれにせよ、自民党総裁選において、個々の候補者の能力や人柄は無関係です。総裁選挙で最も重要なことは、それぞれの候補者が、どういう勢力を支持基盤にしているかということです。
小泉進次郎氏は、親中国ビジネスおよび広範なアジア重視ビジネスを支持基盤としているようです。
上川陽子氏、茂木敏充氏、林芳正氏は、親アメリカビジネスを支持基盤としています。
小林鷹之氏は、官僚機構を支持基盤とし、親アメリカビジネスの支持も得ようとしています。
石破茂氏には、支持基盤がありません。
以上
註記: 上記の見解は、私個人のものであり、いかなる団体あるいは政党の見解をも反映するものではありません。
私自身は、いずれの政党・政治団体ならびに宗教団体にも所属していません。あくまでも一人の市民として、個人として発言しています。民主主義と平和を実現するために発言しています。