【来るべき党首討論へ向けての民主党岡田克也代表への要望コメント】
民主党岡田克也代表の3月1日付ブログ記事に、下記コメントを投稿したところ、掲載されましたので、ご紹介させて下さい。ちなみに、岡田克也事務所の秘書の方のお話によると、岡田代表は、必ずブログに掲載されたコメントを読んでいらっしゃるそうです。
岡田代表ブログの2016年3月1日付記事「新党協議開始─すでに同じボートに乗った、大きな船に育て上げる」は、こちらのURLでご参照いただけます。
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記
先に、岡田代表の2月29日付ブログ記事「予算委─選挙制度改革、財政健全化、夫婦別姓と子ども手当を議論」へコメントを投稿させていただき、29日の予算委員会における総理への質問の冒頭において、岡田代表が、民主党・維新の党の合流が正式に決まったこと、そして、野党5党の協力が進んでいることを、国民のみなさん、および、総理・内閣に対し、力強くかつ明確に、伝えるべきであったとお伝え申し上げました。
ただ、今回のブログ記事を拝読いたしましたところ、29日の時点では、民主党・維新の党の合流に関し、まだ地方組織への説明がされておらず、また、綱領・政策についても、議論のたたき台を作っている段階であったとのご教示をいただきました。そのため、29日の予算委員会の場で、岡田代表が、民主党・維新の党の合流、および、野党5党の協力について発言することは、時期尚早であったのかも知れません。
しかしながら、その後、3月2日、安倍首相は、夏の参院選が「自公対民共の対決になっていく」と述べ、野党5党の協力に関し、早くもレッテル貼りの先制攻撃を加えてきました。放置すれば、今後も、安倍首相から、民主党並びに野党5党に対し、様々な攻撃が加えられるものと思われます。
民主党内の調整、並びに、他の野党との調整におきましては、合意形成のため、綿密なすり合わせと非常に慎重な手続きが必要と存じ上げます。そこにおいては、信頼と協力、忍耐と妥協が必要と存じ上げます。
一方、これに対し、与党との関係におきましては、いかに主導権を取り、攻勢をかけて行くかという攻撃的姿勢、および、機先を制する機動力が必要と存じ上げます。そこにおいては、相手の弱みを突き、相手を凌駕して行く対決的姿勢が必要と存じ上げます。そのため、場合によっては、多少のリスクも計算に入れた上で、敢えて大胆に発言・行動されることが求められる場面もあろうかと存じ上げます。岡田代表の与党に対する攻撃的・対決的姿勢が、国民に強くアピールし、民主党・維新の党の合流と野党5党の協力を加速するということも考えられるかも知れません。
つきましては、来るべき党首討論の際、新党の結成が正式に決まり、あるいは、ほぼ正式に決まっていましたら、ぜひ討論の冒頭において、民主党・維新の党の合流が実現したこと、そして、野党5党の協力によって、国民世論の受け皿となり、政権交代を実現出来る体制が整ったことを、国民のみなさん、および、総理・内閣に対し、力強くかつ明確に、お伝えいただきましたら、幸いと存じ上げます。それが、党首討論の主導権を握ることにつながり、さらに、夏の参院選挙へ向けての、反転攻勢開始の強力なメッセージになるものと存じ上げます。
157名の議員からなる新党を率い、野党協力を主導する岡田代表の発言・行動は、その重み・影響力が格段に違ってきます。野党5党の協力とあわせ、まさに、安倍政権を攻める体制が出来上がったものと存じ上げます。すでに流れは変わりつつあります。
第3極がなくなったこと、そして、共産党が1人区での候補者擁立にこだわらなくなったことも、非常に大きな効果を持つと存じ上げます。前回選挙、前々回選挙でも、自民党の得票自体は全く伸びていません。野党が候補者を一本化すれば、投票率も上がり、必ず与党を圧倒出来るものと存じ上げます。
引き続き、民主党主導による野党協力並びに政権交代を支持、応援させて下さい。
松崎宣明
投稿: BUSINESS LIBERALISMこと、松崎宣明 | 2016年3月 6日 (日) 07:00
以上

民主党岡田克也代表の3月1日付ブログ記事に、下記コメントを投稿したところ、掲載されましたので、ご紹介させて下さい。ちなみに、岡田克也事務所の秘書の方のお話によると、岡田代表は、必ずブログに掲載されたコメントを読んでいらっしゃるそうです。
岡田代表ブログの2016年3月1日付記事「新党協議開始─すでに同じボートに乗った、大きな船に育て上げる」は、こちらのURLでご参照いただけます。
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記
先に、岡田代表の2月29日付ブログ記事「予算委─選挙制度改革、財政健全化、夫婦別姓と子ども手当を議論」へコメントを投稿させていただき、29日の予算委員会における総理への質問の冒頭において、岡田代表が、民主党・維新の党の合流が正式に決まったこと、そして、野党5党の協力が進んでいることを、国民のみなさん、および、総理・内閣に対し、力強くかつ明確に、伝えるべきであったとお伝え申し上げました。
ただ、今回のブログ記事を拝読いたしましたところ、29日の時点では、民主党・維新の党の合流に関し、まだ地方組織への説明がされておらず、また、綱領・政策についても、議論のたたき台を作っている段階であったとのご教示をいただきました。そのため、29日の予算委員会の場で、岡田代表が、民主党・維新の党の合流、および、野党5党の協力について発言することは、時期尚早であったのかも知れません。
しかしながら、その後、3月2日、安倍首相は、夏の参院選が「自公対民共の対決になっていく」と述べ、野党5党の協力に関し、早くもレッテル貼りの先制攻撃を加えてきました。放置すれば、今後も、安倍首相から、民主党並びに野党5党に対し、様々な攻撃が加えられるものと思われます。
民主党内の調整、並びに、他の野党との調整におきましては、合意形成のため、綿密なすり合わせと非常に慎重な手続きが必要と存じ上げます。そこにおいては、信頼と協力、忍耐と妥協が必要と存じ上げます。
一方、これに対し、与党との関係におきましては、いかに主導権を取り、攻勢をかけて行くかという攻撃的姿勢、および、機先を制する機動力が必要と存じ上げます。そこにおいては、相手の弱みを突き、相手を凌駕して行く対決的姿勢が必要と存じ上げます。そのため、場合によっては、多少のリスクも計算に入れた上で、敢えて大胆に発言・行動されることが求められる場面もあろうかと存じ上げます。岡田代表の与党に対する攻撃的・対決的姿勢が、国民に強くアピールし、民主党・維新の党の合流と野党5党の協力を加速するということも考えられるかも知れません。
つきましては、来るべき党首討論の際、新党の結成が正式に決まり、あるいは、ほぼ正式に決まっていましたら、ぜひ討論の冒頭において、民主党・維新の党の合流が実現したこと、そして、野党5党の協力によって、国民世論の受け皿となり、政権交代を実現出来る体制が整ったことを、国民のみなさん、および、総理・内閣に対し、力強くかつ明確に、お伝えいただきましたら、幸いと存じ上げます。それが、党首討論の主導権を握ることにつながり、さらに、夏の参院選挙へ向けての、反転攻勢開始の強力なメッセージになるものと存じ上げます。
157名の議員からなる新党を率い、野党協力を主導する岡田代表の発言・行動は、その重み・影響力が格段に違ってきます。野党5党の協力とあわせ、まさに、安倍政権を攻める体制が出来上がったものと存じ上げます。すでに流れは変わりつつあります。
第3極がなくなったこと、そして、共産党が1人区での候補者擁立にこだわらなくなったことも、非常に大きな効果を持つと存じ上げます。前回選挙、前々回選挙でも、自民党の得票自体は全く伸びていません。野党が候補者を一本化すれば、投票率も上がり、必ず与党を圧倒出来るものと存じ上げます。
引き続き、民主党主導による野党協力並びに政権交代を支持、応援させて下さい。
松崎宣明
投稿: BUSINESS LIBERALISMこと、松崎宣明 | 2016年3月 6日 (日) 07:00
以上
