【憲法を踏みにじる内閣を直ちに倒す必要性について】

憲法は、政府の暴走から、国民の権利と自由を守るためにあります。その憲法を無視する行為は、国民の権利と自由を無視する行為です。

安倍内閣は、集団的自衛権を容認する、憲法違反の閣議決定に続き、憲法違反の安保法制を進め、国会では自衛隊を我が軍と呼び、憲法を踏みにじる行為を繰り返しています。これは、国民の権利と自由を踏みにじる行為です。

与党内協議では、自衛隊の派遣にあたり、国会の事前承認を原則とするか例外を認めるかで義論が行なわれていますが、そもそも集団的自衛権に基づく自衛隊の派遣、そして、アメリカなど他国の軍隊の後方支援のための自衛隊の派遣、それ自体が違憲であり、国会の事前承認以前の問題です。

さらに、与党自民党は、テレビ朝日の幹部を呼びつけ、放送内容に直接介入しました。表現の自由に対する露骨な侵害です。表現の自由は、憲法が保障する基本的人権の中でも、最も重要な権利です。

憲法と国会を無視する内閣は、自衛隊の運用においても、必ず法と国会を無視します。

これ以上、この内閣を放置することは許されません。この内閣は、特定利益のために、国民の権利と自由を踏みにじり、アジアと世界の平和を必ず損ないます。

この内閣を直ちに倒す必要があります。

野党は、直ちに内閣不信任案を提出し、一切の審議を拒否するべきです。そして、国会の外で、国民の先頭に立って、全力で倒閣運動を開始するべきです。

憲法を無視する内閣を倒せなかったら、一体何のために政治家をしているのでしょうか?。野党は、命がけでこの内閣を倒す必要があります。

そして、国民のために、新しい内閣を樹立し、憲法遵守の下、本当の安全保障政策を始める必要があります。集団的自衛権に関する、安倍内閣の閣議決定および法制は、全て廃棄される必要があります。

この極東の小さな島国が、軍事で影響力を行使することはあり得ません。先の大戦で、日本人は、それを思い知ったはずです。軍事を優先すれば、中国とアメリカという二大国に挟まれ、日本の立場は、どんどん弱くなります。

軍事よりも外交・経済が優先されるべきです。軍拡競争ではなく、軍縮が提案されるべきです。

国民は、それぞれの立場で、安倍内閣を倒すために出来ることを、直ちに始めるべきです。


註記: 上記の見解は、私個人のものであり、いかなる団体あるいは政党の見解をも反映するものではありません。