坂も下りきり、あとは平坦な道を走るだけ。
北山通を折り返して行った道を引き返す。単なる”距離かせぎ”の為のコース。ここまで頑張った事で体力の大半を消耗してしまいました。ペースダウンしたのが自分でもわかります。
28キロ、29キロと確実に進んでいるのですが1キロの距離がすごく長く、ダレてきた感じでしょうか。
下鴨中通に入ったかとおもえばまた折り返し。ポーチの中からゼリータイプの飲み物を一つ飲み、さらに小さ目のも一つ飲みました。もうここまできたら飲み物を残す意味がないので。
でも飲むのが遅かったからか中々効き目が出ない。30.5キロ地点の給水ポイントでスポーツドリンクを飲みました。各給水所で必ず何か飲んだり食べたりし、トイレに一度も行っていないのでお腹がパンパン!ゼッケンがはちきれんばかりです(笑)
植物園を回るように進み、賀茂川の河川敷へ突入。まさかフルマラソンで河川敷を走らされるとは・・・
体力はほぼゼロ。何とか走っている状態。どんどん他のランナーに抜かされていく。相手が速いのではなく、自分が遅いだけ。悔しいがどうにもなりません。
こんな悪路三昧な京都マラソンなんか二度と出るか、とか途中で止めやがって!ちゃんと走らせないからだ、とか苦しい事へのやつあたりを始めた情けない私。すかさず自前のゼッケンを触りました。
自前のゼッケンとはこれ。
上の3市町は私がボランティアに行った所、5ケタの数字はTVでやっていた死者・行方不明者の合計です。
マラソンの日は震災1周年の日にあたる事もあり、私はゼッケンを作ってお腹の上あたりに付け、それをさすりながら走っていたわけなのでした。
「こういう情けない愚痴を19000余人の前で言えるのか、自分でエントリーしたくせに女々しい事言うな!」
こうやって自分に言いきかせながら何とか35キロ地点の給水所に到着。ゆっくり水を飲んで写真撮ってもらってお菓子食べながら深呼吸したら少し体力が回復してきました。
もうこのあたりまでくると安心しきったのか歩く人もたくさんみかけますがどうせなら最後まで走ってゴールしたいもの。残った力を振り絞って頑張るぞ!
42キロ地点。とうとうここまで来た!仁王門通を右に曲がると
平安神宮の大鳥居!!このすぐ先にゴールがあります!!両側にはたくさんの人がいます。
そしてゴール!!この直後私の一言
「やったー!!戻ってこれた!!(笑)」
いやあ今回のコースではゴールは不可能かと思った。達成感より安堵感でしたね。
タイム的には東京マラソンよりは約20分よかったのですが後半バテたのが響いて思ったほではありませんでした。
でも何はともあれたくさんの方々の応援や支援のおかげで頑張れた事はいうまでもないし、今思えばこういうコースだからこそチャレンジのしがいがあると思います。
この後は景品貰って記念撮影をして歩いてホテルへ帰りました。
翌日知ったのですが、完走率は95%だったそうです。おもわず「うそつけー!」と叫んだ私。
95%を超えるのは東京マラソンみたいな制限時間7時間で平坦なコースでの事。こういう悪路だらけでしかも制限時間6時間で95%というのはよっぽど走った人が”まとも”ばかりだったという事なのです。
どうりでふざけた恰好の人が一人もいないと思ったら・・・・・・こえええええ(-。-;)
京都の皆様方、いろいろお世話になりました。本当にありがとうございました。また次回もエントリーしたいと思います。
完
!




