彼のために手料理を。 | ★ON→バリバリやってるデキル女風☆OFF→ホントは疲れ切ってる負け犬女★

彼のために手料理を。

先週末、彼と新宿でデート。

買い物をした後 、電車で私の家に向かう。


「みりの手料理が食べたい」


彼との約束。

何を作ろうか、一週間散々悩んだ。


私の得意な料理はとにかく辛いもの。

麻婆豆腐だったり、ガパオのようなタイ料理、

辛口肉じゃが、辛口ミネストローネ。。。


私が作ると本来辛くないものまで辛いらしい(;´Д`)ノ


辛いものが得意ではない彼に何を作ったらいいか・・・

結局白菜と豚肉のホワイトソース煮と、

ヨーグルトをソースに使う「ムサカ」 というブルガリア料理を作った。

それから水菜とレタスのサラダ、オーストラリアで買ってきた白ワイン。


私がキッチンで料理をしている間も

彼は落ち着かないらしい。


「手伝おうか?」


とか言ってくれても、ウチのキッチンは激狭で。。。


「みり、エプロン姿、似合うなドキドキ


(///∇//)。。。


嬉しそうな彼を見て、少し嬉しくなる。

一時間近くかかって全ての料理を作り終えた。


「いただきまぁすナイフとフォーク


味見ほとんどゼロ、自信なし(´□`。)

でも、彼はおいしいよ、と全部食べてくれた。

本当においしかったかどうかは謎。


いや、まずくはなかったはず。(・Θ・;)


食事を終えて、

おいしくワインを飲んで、

すこーしふわふわした気分になって。


キスをして


お互いの体温を抱きしめて


でも、なんとなく私の心ここにあらず。


なんでだろ。


満たされない。


心も、


そして身体も。


困ったことに。。。


身体の相性がよくない。


私的には。


私の身体が


悦びを感じていない。。。


こればっかりは


時間をかけるしかないのか


諦めるしかないのか


やっぱりダメなのか


よくわかんないけど・・・


「俺、そろそろ帰らなきゃ」


彼が立ち上がって服を拾い上げる。

不完全燃焼のアタシは不満顔で。

少し、空しさがこみ上げる。


毛布に包まって顔を上げないアタシの頭を優しく撫でて

彼は黙って部屋を出て行く。


少し迷って、

私は毛布で身体を包んだまま

玄関から出て行こうとした彼の首に

腕を巻きつけた。


彼が私を優しく抱きしめる。


「じゃあ、またな」


いつもは駅まで見送るんだけど。

この日は初めて彼を玄関口で見送った。


「うん、気をつけて」


私はやっとの思いで、つぶやくように言った。

彼を送り出して

部屋にひとりになった私は

テーブルとキッチンを片付けた。


なんだろうな、この気持ち。


嬉しい気持ちと、切ない気持ちと、空しい気持ちと。


ぐちゃぐちゃ。


携帯が鳴って、彼からメールが届く。


「みり、今日はありがとう。

ゴハンおいしかったよ。

コートもありがとう。

大切に着るね。

一緒に居たかったから、時間ギリギリまでね・・・」


少し、きゅんとした。

一緒に居たかったから、

その言葉が嬉しかった。


少しずつ、彼の気持ちを感じ取る。

でもそのたびに

私の心は悲鳴を上げそうになる。


どうして

素直に

幸せって

思えないの

ねえ。