セドナも もうすっかり秋紅葉

 

 

 

 

一応、黄色く紅葉しているんですが…あせる

 

日本の鮮やかな紅葉とは少し違うので

分かりづらいですが... 確かにCottonwoodの紅葉です!

 

まだまだ半袖で過ごしているぐらい暑いのに

紅葉するって不思議な感じです。

 

木々は人には分からない

微かな季節の変化を敏感に感じているんですね

 

 

 

つい一月ぐらい前まで、文字通り

 「灼熱の炎天下晴れ」のもと、

 

カラカラに乾いた赤い土ぼこりにまみれて、

ハイキングに汗をかきあせる

お湯になったペットボトルの水を飲み干していた時が、

 

遠い昔のように感じるぐらい、

 

今では全く違う季節になりました。

 

 

 

 

今ぐらいの季節にセドナを訪れていらっしゃる方は

セドナの夏の灼熱を想像できないでしょうねほっこり

 

 

 

セドナ周辺をご一緒した方には、よくお話ししますが、

 

 

セドナ周辺を 夏に訪れた方は、冬の寒さを想像できないし、

 

冬に訪れた方は、夏の暑さが想像できないんです…と。

 

 

それぐらい、セドナの季節は 全く違うんですね。

 

 

それはキャセドラルロックを

違う角度から眺めるのと同じぐらい全く違うものです。

 

 

川が流れるレッドロッククロッシングから見た

キャセドラルロックと ↓

 

 

 

 

 

 実際にキャセドラルに登る

トレイルからみるキャセドラルは ↓

 

 

まったく 違います真顔 

別ものです

 

 

 

レッドロッククロッシングから見たキャセドラルは

お上品に澄ましているレディのように見えますが、

 

トレイルから見るそれは孤高の威厳に満ち満ちているし、

 

別のトレイルから見ると、セドナ全体に責任を追う 

アリゾナに君臨する王様のように見えます。

 

From Templton

 

 

それは日本の山にも同じことがいえますね。 

 

富士山をご存知の方は、

 

富士吉田から見た富士と、

御殿場から見た富士、

富士宮から見た富士が

 

全く違うことをよくご存じだと思います。

 

これは須走の6合目ぐらいからの富士 撮影Koh Tanaka 2013

 

 

もしご存じなければ、

是非 違う角度からみる富士山を

体験されることをおススメします。

 

 

それらは、

どれもキャセドラルだし、どれも富士山ですが、

それぞれの向きにはそれぞれ全く違う側面が

実際に存在していることがよく分かると思います。

 

 

そして、それらは、

キャセドラルや富士山、セドナ全体も含め、

季節や時間という角度から見た場合でも

まったく違う顔‐側面を持っています。

 

夏の灼熱にさらされ、

観光客で賑わうキャセドラルの頂上は

どこか着飾った、よそよそしさが感じられるけど、

 

冬の閑散とした、寒さに震えるキャセドラルは、

静かにたたずみ、

どっしりとした生命を物語るように感じます。

 

それらは僕が感じるのではなく、

キャセドラルがそれを

実際に発しているんだと思います。

 

 

だから、是非 

違う季節のセドナに来て頂きたいです!

 

 

前回のセドナの楽しみ方にも通じますが、

 

旅行といえば、

毎回違う場所を選んで行くケースをよく耳にします。

 

知らない土地に、新たな開拓者のように挑んでゆくのは、

とてもチャレンジングで、刺激的なものだし、

先の見えない橋を渡る勇気はとても重要なものです。

 

「未開の地」という言葉の響きは 

何か、人の想像力をかき立てる

 おまじないのような魅力的な言葉です。

 

でも、

 

ある場所を、季節や時間を変えて訪れることも

実はとても刺激的なことです。

 

それは、ある意味

内面への新たなチャレンジだと思います。

 

ある場所を、時間や角度を変えて見ることは、

人の内面の こころの傾向—マインドセットの

在り方を変えることにつながると思っています。

 

 

自分のマインドセットを変えることって

僕にも経験がありますが

実は結構難しい作業なんですよね…

 

 

様々なセミナーやセッションを受けて、

その時は変わったつもりでも、

自分の生活に埋没して時間が経過すると、

知らない間に元に戻っていたりすることは

よくあることです。

 

セミナーやセッションが悪いのではなく、

他人から与えられる、

言葉という意識だけを変えようとするから、

難しくなるんだと思います。

 

もちろん、それが功を奏するケースもあるでしょう。

 

でも僕には不十分でした笑い泣き

 

言葉と意識を他人の刺激ではなく

自分自身で変えた後に、

身体内部という、いわゆる無意識の領域に

その影響を伝えることは

もっと重要なことだと気が付きました。

 

なかにはヨガなどのバディワークに

フォーカスされている方もいらっしゃいますし、

それもとても重要な作業だと思っています。

 

でも ぼくは そこにさらに 

自然界という、人の外界自体

人の内面に及ぼすチカラも重要だと

思っています。

 

それは、人の内面が

外界をどう捉えるかという問題ではなく、

 

先に述べた

 

キャセドラルが発しているものを

どう受信できるか? 

 

という事です。

 

 

言葉と意識とともに、

ボディもそれを受け取れるように変えてゆく

 — 身体をアジャストする

必要があります。

 

それには、

違う場所を渡り歩くことから

得られる刺激は強すぎて

違いが分かりづらくなる面があるように思います

 

 

違う場所を次から次に渡り歩き、

新たな刺激を求めると、

次にはもっと大きな刺激を求めるようになる…

 

その貪欲さは、

 

内面のマインドセットを変えるには

 強すぎます。

 

内面のマインドセットは、

もっと微妙で、

静かなものに反応するように思えます。

 

セドナに広がる

一見すべて緑に見える

木々の一つ一つの個体が

一つ一つの葉っぱが

違うものに見えるようになったとき、

それは

静かに… 花が咲くように… ゆっくりと

 変わって行くものだと思っています。

 

 

それを体感するには、

やっぱりちょっとしたコツ が必要です。

 

単なる観光をしているだけでは伝わらないことです

 

その一つのきっかけが、

同じ場所を違う季節・時間に来てみることでもあると思っています。

 

違う季節・時間の、違う顔をしたセドナを

こころで感じてみてください

 

 

 

 

INTO THE DEEP EARTH ホームページ

http://www.thedeepearth.com

 

セドナでAirB&Bも行ってます

https://ja.airbnb.com/rooms/4669674?guests=1&s=NVp_2oM6

 

 

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