地球創世は 宇宙創世に始まる 

 

 

前回、宇宙のはじまりのビッグバンに焦点を当てました。

 

まさか、宇宙のはじまりのビッグバンが、人々の潜在意識下の瞑想体験につながるとは… 自分でも思いもよらなかったですが…ふんわりウイング 

 

空間さえ無い、真空の何も無い状態の ある一点が エネルギーのゆらぎで動いた瞬間、爆発が起こり、膨張を始めたといわれるビッグバン!!

 

 

ビッグバン直後には天文学的数字(10の28乗K)の高温であり、物質を形作る原子はまだ無く、物質の基礎になる素粒子 (電子・中性子・クオーク・反粒子など)が100万分の1秒後に作られ、1万分の1秒後には、陽子や中性子が出来た。

 

宇宙は膨張しながらさらに冷え、3分後には水素・ヘリウム・リチウムなどの原子核や電子が生れた。この頃までは、宇宙は物質としての原子はなく、電子と原子核が自由に飛び回るプラズマで満たされていたため、電子は電磁波と相互作用するため、宇宙の中を光は直進できず、宇宙はどちらを向いても 光り輝く「もや」で満たされていた。

 

38万年が経過すると宇宙の温度は3800℃程度になり、電子が原子核に囚われて原子となり、水素原子が登場する。この時、自由電子は消え、光のもやがなくなる。

 

宇宙年齢3億年、宇宙は300℃程度まで下がり、水素は分子となって宇宙に満ちていたが,その密度が高いところには重力によってより多くの水素が集められ、成長し宇宙年齢 10 億年には銀河が形成される。

 

NASA Headquarters - Greatest Images of NASA (NASA-HQ-GRIN) 

 

ところで、話が少し逸れますが… 上記の写真の銀河 - 渦巻銀河と呼ばれているものですが、この渦巻銀河は、中心に向かって星雲ガスや無数の惑星などが集まっている -つまり、海のうず潮やお風呂の水を抜いた時、水が排水溝目指してぐるぐる回っている状態のように見えますが、実際には異なる動きをしているということ、ご存じでしたか? 

 

渦巻銀河は中心をバルジ、その周囲をディスクが囲む構造と呼ばれ、ディスクは扁平で回転し、ディスク内にはバルジから外側に向かって螺旋を描き、光り輝く渦状腕が伸びていて、これが銀河が渦を巻いているように見える存在だと云われています。

 

では、この渦がなぜ巻いているか? それは実は今も各方面で研究されているようですが、現在では 渦状密度波という理論により、一部説明されているようです。

 

渦状密度波  なんやら難しそうな言葉ですが…

銀河ディスク内の星の軌道はわずかに楕円軌道を描き、その星の楕円軌道の向きが星同士互いに相関を持ち、銀河中心からの距離に応じて滑らかに少しずつ変化することで、星の密度が高い部分ができ、その部分が渦状腕として見える というもの。

 

伝わってますか? 

 

つまり、銀河の星々は常にぐるぐる軌道を回り続けているが、渦状腕の部分だけ、星の密度が濃くなっているので、渦を巻いているように見えると云われています。

 

そして、これは 私たちの地球が存在する銀河系にも同じことが言え、私たちの太陽系そのものも、銀河系の中心にぐるぐる螺旋軌道を描いているというのです。

 

地球そのものも、一瞬として同じ位置に定着せず、また、螺旋状の渦巻きをぐるぐる動き続けているのです!!

 

古代から 人々に らせん状の図を書かせた 正体は 実はこの地球の動き、宇宙の動きを知るものが、書いたのではないかと 最近思っています。

 

さてさて、その後の宇宙に戻りましょう!!

 

銀河の中で密度が高い部分はより圧縮 され高温になる。冷たい宇宙の中で,この特殊な領域だけは,水素の核融合 の臨界温度(1000 万度) に達し,核融合反応によって輝き始め恒星が誕生する。 この時の宇宙の組成は 3/4が水素、1/4がヘリウム、そして、わずかの重水素やリチウムなどの軽元素だけだと云われている。

 

恒星のうち質量が低い恒星が輝き続けた末期には、水素核融合の生成物であるヘリウムの核融合が始 まり炭素が生成する。一方、質量が高いものの末期には、酸素やケイ素、鉄が生成される。つまり、酸素などの重元素は 恒星内部で形成される。

 

そして、超新星爆発と呼ばれる現象で重元素は宇宙空間に散らばり、その衝撃波によって星雲ガスに密度の高い部分が出来ると、そこが重力によって成長し、新たな世代の恒星となる。

星間ガスが重力によって収縮を始めると, 中心部は核融合を開始して輝き始めるが,周辺部のガスは熱を放出して冷却され,重い元 素が直径 1 µm 程度の固体粒子へと凝縮し,この過程が 1 万年ほど続く。

 

個体粒子は太陽の周りを回りながら、長い年月をかけて、互いに付着しあい、直径10kmを超えると微惑星と呼ばれ、地球年齢46億年前ごろ、太陽系が作られはじめ、この微惑星は太陽の周りをまわりながら惑星同士が衝突を繰り返し、その一つが地球となった。

 

 

惑星の衝突時のエネルギーは熱エネルギーに変換されるため、原始地球は高温の溶融した岩石のかたまりだったという。

 

138億年に起きたビッグバンから、原始の地球が出来るまで、ほぼ100億年近い年月が経過しているというのだ!

 

100億年 !?   

 

いったいその年月をどう想像すればよいのか? 皆目 見当もつかない

 

さらに、原始地球内部の化学反応により水素と酸素が結合し、ついに水が作り出されたが、当初はその水はマグマ内に溶け込んでいた。

 

一方、原始地球の大気組成は 二酸化炭素がほとんどであり、その温室効果や溶融状態のマグマのため、マグマ内の水は水蒸気となって外に放出されていたが、マグマが冷えるに従い水蒸気が雨となり大量に降り、原始太陽が出来たとされる。

 

出来た当時の原始海洋の温度は気圧の関係で200-300℃近い状態だったともいわれ、亜硫酸や塩酸が溶けた酸性であったが、陸地の金属イオンが溶け込むことで中和され、二酸化炭素も吸収できる状態となり、大気中の二酸化炭素を取り込み、その影響で、より地球は冷やされ、地殻が形成されたとされる…

 

原始海洋が出来たのは 地球年齢40億年ごろ 

44億年に初めて形成された岩石は西オーストラリアで発見されているといわれ、38億年前の地球上初めての堆積岩は西グリーンランドで発見されている…

 

今夜、星でも眺めながら、宇宙創世、地球創世、原始海洋が出来た時のことに、思いを馳せてください!! 

 

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