何年ぶりかで家族の住む故郷に帰ってきた青年は、
昔恋したことのある美しい少女に再会する。
しかしその愛は実らず、その上、妹の友達への濃いにも破れる。
彼は孤独な、しかし清らかな思い出を胸に故郷を去って行く……。
ふるさとを懐かしみながら放浪に心ひかれ、
地道に生きようと願いながら浪漫的な憧れに駆られる
青春の心を叙情性豊かに謳いあげた表題作。
他に、『ラテン語学校生』。
おそらく読み方は「せいしゅんはうるわし」だと思いたい(ぇ
どう考えたって「せいしゅんはびわし」ってなわけないですしね^^;
「青春は美わし」「ラテン語学校生」ともに主人公は失恋してます。
ヘッセの作品は大体主人公が美しい(美少年の場合多し)のにも
関わらず何故かほぼ失恋に終わる。
理由は経験不足なんでしょうな(笑)
それに大体が思い人が大人びた女性ってのも理由かも^^
おそらくヘッセ自身の体験が大きく影響してるのでしょうね^^
これでヘッセの作品(新潮社出版)で読んでないのは
「春の嵐」「知と愛」「荒野のおおかみ」「ヘッセ詩集」のみ!
「知と愛」は買ってあるのですが、母に貸し出し中です(爆)
何でも母は若い頃(何年前だ)世界文学集を読破して、
ヘッセの「知と愛」が好きだったそうな。
なので買って先に母に貸してます。つか読むの遅いよママン(爆
