読書録(自分用) | 国語講師の徒然日記

国語講師の徒然日記

高校で非常勤講師する23歳女子のブログ。
講師1年目、日々奮闘中。学生、先生、いろんな人と刺激し合っていきたいです。


『「まなび」の時代へ 地域市民への学び・30人の現場」

1999年、10年前の本。
環境教育がメイン?
ボランティア協会、自然学校、森林インストラクター、グローバル教育センター
などなど、学校の外で活動されている方へのインタビュー&座談会。

印象に残った話・・
参加型教育やファシリテーターの重要性の話。

「日本では意思決定を他人に任せてしまうことがあまりにも多すぎる。
 もっと当事者意識を持つことが大事(本文抜粋)」
 →そのための参加型という手法
  参加型:行動変容につながるような知識情報の共有のしかた

But,参加型をしてもそこに気付きがなければ自分で使えるものにならない。
ワークショップのやり方、方法を何通りか知っているだけでは、
体験を学びの場へと導くファシリテーターにはなれない。


参加型学習、ワークショップという場を設けなくても、組織や学校、家庭などで
積極的に参加する場が生まれてくるようになると
市民主体の社会ができてくる。「参加型の社会」へ。

だから、現在の参加型学習でも、その場だけで終わってはいけない。
参加型社会を生み出す予行演習のようなもの。
ゲームだけで終わってはいけない。     
                      (内容要約)

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<共感・感想>

教育者は学ぶ内容に一番相応しいやり方を考えることが必要。
何でも参加型ではなく、知識を学ぶ・繰り返すやり方も残していく。
しかし、教育者と生徒の関係は一方的に教える・教えられる側の関係から変わっていく必要がある。

知識を学ぶ中でも得られるもの
知識や方法を学ぶことによって自然と培われる能力、考え方
それをサポートし、身に付けさせる能力が必要ではないか
そういった視点から考えて授業ができているか

参加型のプログラムの中でも、
勉強に「楽しさ」を感じてもらうだけでは終わってはいけない。
そこからの発展をどのようにしていくか。
自分で考え試行錯誤していくしかない。