自分が体験して…又は聞いて…
大笑いした事を日記に書きま~す
★★★★★★★★★
当時…隣のデスクの同僚が毎週フラメンコ教室に通っておりました。
その同僚はこの頃教室に通うのが億劫になってきたとの事…。
理由は最近入って来たレッスン生。と先生。
その教室の先生は若い美人で…
“フラメンコ”と言う情熱の踊りに似つかわしく
キツイ感じで激しい人だったそう…
その同僚は元々バレエをやっており…
非常に動きがやわらかい人でした。
ところがフラメンコをするにあたっては
動きに“やわらかさ”が出てはいけないらしい。
バレエで培ったふんわり感が出てしまう度に先生に叱れてていたそうです。
そんな折…教室に入って来た50代と思しきおじさん。
初心者で上手く踊れないのは当然だが
独特のやわらか~い動きをする。
フラメンコで特徴的な手首を返しながら腕を振り上げる動き(伝わります?)
それも非常~~~~~にふんわりしてしまってる。
おじさん(ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪)
先生「もっとシャープに動いてみましょう」
おじさん(ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪)
先生「もっとキビキビ動くの!ふわっとさせないで!」
おじさん(ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪)
先生「それじゃあ何か下さいって手を出してるみたいでしょ!もっとシャープに!」
おじさん(ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪ふわっ♪)
………おじさんは必死でやっているのです。でも出来ない
しばらく先生は黙っていつもより大きめの手拍子を続けていました。
♪タン♪タン♪タン♪…
そして思い立った様に突然…
「♪お~こ~め~ください!」と言い放った。
“動きにシャープさが無く、何か下さいとジャスチャーしているみたいに見えるのでもっとキビキビ動いて下さい”
を「お米下さい」の一言に要約してきた。
(じゃあ『な~に~か下さい』でもエエやん=3 お米はどっから先生・・・)
おじさんの動きに合わせて
「♪お~こ~め~ください!」
「♪お~こ~め~ください!」
「♪お~こ~め~ください!」
何度も繰り返す先生…
何かの一発ギャグみたいである。
そこから同僚は込み上げてくる笑いとの戦いだったそうな
なんとかかんとかレッスンは終わり…同僚は
“あ~~~。あのおじさん辞めちゃうやろうな~”と思ったそうな。
ところがっ!!
おじさんは次の週も次の次の週もやって来た。
その度先生の“お米下さい”指導を受けるのである。
毎回毎回笑いを堪えるのが大変で
同僚はレッスンが億劫になってしまった。
しかも“お米下さい”は定番指導となってしまったので
時には自分に対しても飛んでくる…。
「正直…もう辞めようかと思ってるねん~」との事。
ゲラにとっては笑いを堪えるのって拷問の様に辛いですからね…。
以上。
私はこの話を聞いた時…
お腹抱えて笑ったんですけどね~
『リアル福王さんや!!!』
って思いました~
(ココリコミラクルタイプの、知ってる?)
めちゃ会いたかった~
ではでは…
お付き合いいただきありがとうございました~~