ちょっと難しい話し…
酸素を必要とする「好気性菌」
それ以外は「嫌気性菌」
なんですが、腸内には「好気性菌」はほんの数種類
10種類くらいしかおりません
腸内細菌「常在菌」は
100兆匹100種類以上
なのに「好気性菌」は10分の1程度
腸内細菌のほとんどは「嫌気性菌」
その「嫌気性菌」もまた2種類に分けられるんです
「通性嫌気性菌」と「偏性嫌気性菌」
「通性嫌気性菌」酸素があってもなくても生きられる
おもに乳酸菌、大腸菌です
酸素があっても生きられるので、比較的早い時期から培養できたんです
でも、腸内には10種類くらいしかいないんです
「偏性嫌気性菌」これは酸素があると生きられないんです
腸内細菌のほとんどはこれなんです
乳酸菌や様々な菌は酸や熱に弱い
だから腸内まで届けるのも必死
空腹状態だと胃酸が多く出るから、空腹時にはヨーグルトは食べない方がいい、とか～
「生きて腸まで届く」ヨーグルトを選ぶとか～
やっと届いても、腸内には酸素がありません
「通性嫌気性菌」の菌は生きていられるけど
完全に「好気性菌」は死滅します
私たちが口にする…と言うより、普通に売られてるヨーグルトや食品は
「好気性菌」
無菌状態で作っている食品などでも、無菌なだけで、酸素はあります
じゃあ、食事で菌を摂るのは無駄なんだ
と、言うわけじゃなく
プレバイオティクスとして、腸内細菌のエサとなってちゃんと役目は果たしてくれます
でもプロバイオティクスとしては不十分と考えます
というより、プロバイオティクスではないですね
(プロバイオティクスは簡単に言うと身体に有効な菌を
生きた状態で摂取することなんです)
そもそも「嫌気性菌」の物を摂ること自体難しい…無理だよな～
だから、大切なのは
今いる菌、産まれてから腸内に棲み着いている菌「常在菌」
それを大切にすること
元気な状態で保たせること
どんな菌が腸内に居るかは本人にもわからない
だから、なるべくたくさんの種類の菌を摂り入れる
菌って自分と違う菌が入ってくると、
それが健康になる菌でも、攻撃始めちゃうんです
だから、他の人には合うけど、自分には…
ってパターンが出でくるのです
でも、口から摂取するのは「好気性菌」だということは覚えておく必要あり
それから、腸内の環境、菌が棲みやすい環境を作る
腸内細菌は冷え、ストレスに弱いんです
だから、温める…夏に温めるは厳しい表現だから
冷やさない
と、しておきましょう
と、しておきましょう腸内細菌は食品添加物や、防腐剤にも弱い…
スーパーに買い物に行くと…
食品添加物や防腐剤の入ってない食品の方が少ない
食品添加物や防腐剤の入ってない物を摂る方が難しいわ
ストレス…解消、完全に解消することは難しい
だから、リフレッシュ、リラックスが必要になってきます
「常在菌」を大切にするのって本当難しい環境なんですね