「筋膜」 | 人間万事塞翁が馬

人間万事塞翁が馬

福から禍へ、そして禍から福へ

筋膜ってパワーツリーで出てきますが、
「筋膜って何ですか?」
お客様から質問ありました。

私たちは聞き慣れてるし、ある程度、解剖学とか勉強してたら、当たり前に思ってしまいますが、一般的にはやはり

「何?」って思いますよね。

そこで
「筋膜について」です。
筋肉は細い筋繊維が何本も束になっている状態になっていて、それをひとまとめにしている薄い膜状のものが「筋膜」です。
かなりの薄い膜ですが、この膜のおかげで
例えば、肩をあげたりするときに、いくつもの隣り合わせにある筋肉がくっつく事なく、スムーズに動くのです。

筋膜がないと、筋肉の束は、それぞれ動く方向性があり、隣の筋肉と方向性がが違うと、引っかかって動かなくなります。
筋膜が筋肉同士をくっつかせることなく、スムーズに動くことを可能にします。

筋膜が運動不足や事故などの衝撃で、伸びきったり、縮んだり、他の隣の筋膜とくっついたりすると、
筋肉の動きが途中でロックしてしまうので、スムーズな動きができなくなります。
それだけではなく、五十肩や腰痛などの痛みまで引き起こし、
おまけに、身体の循環器系の流れが悪くなったり、老化を促進させてしまいます。

原因は
●外傷
●習慣的パターン
不自然な動きの習慣化が結合組織の変化、筋を異常な状態にします。
●姿勢
習慣的なパターンが特定な姿勢をつくります。
●使いすぎからの緊張
慢性の痛み、同じ筋の持続的な収縮が筋の過度な緊張をもたらし、
長時間の過度の緊張は筋の可動性を悪くします。

さて、それを解消させるのに必要なこと…
パワーツリーに照らし合わせると

〇リンパ液、血液の循環促進
パワーツリーのストロークで、これらの流れをよくします。

〇筋肉の柔軟化
パワーツリーで血行、リンパ液の流れをよくすることで、老廃物を流しやすくします。
おまけに、張りや凝りをほぐします。

〇筋膜の萎縮、伸びすぎ箇所を調整します。
パワーツリーで筋肉を本来あるべきところへ整えて、それにともなった骨も自然に移動。
筋膜を引きのばし、筋膜の骨側を動かして、筋肉の可動性をよくします。


同じ姿勢で、筋膜が隣りの筋膜とくっついて、動きが悪くなった筋肉は、
血行も悪くなり、凝りや冷えの原因になります。

それをパワーツリーで解消させるは有効!
ってことですね。