(※掲載画像は、公式Twitterからのダイレトリンクです)

『競争の番人』は、フジテレビ系「月9」枠にて放送されたテレビドラマです。

物語は…。
ノンキャリアの女性審査官・白熊楓(演:杏)は、とある事件の捜査中に容疑者を取り逃がしてしまい、公正取引委員会の審査局第六審査(通称:ダイロク)へ異動となります。
キャリア組のエリート審査官・小勝負勉(演:坂口健太郎)とバディを組み、様々な不正を暴いていきます。

『元彼の遺言状』に続く新川帆立原作のドラマ、面白かったです。

ここからは、ネタバレを含みますので、これからご覧になられる方は、読み飛ばしてください。



すごく好感が持てたのは、一話一話を丁寧に描いていたところ。通常一回の放送で完結にしそうなところを、2〜3回にまたいで描いていた点。しかも、ラスト前の大物政治家の回が、メインイベントだとすると、それを最終回ではなく、最終回を平々凡々なスーパーマーケットにしたことだと思います。ドラマで描いていた、直向きなな公取委の精神を体現化したように感じました。