関西電力が、筆頭株主の大阪市が提案した橋下徹氏の社外取締役起用案について、拒否する方針のようです。
諮問委員会は、橋下氏は特定の政党色が強く、大阪市の意見だけを取り入れることを危惧したため、拒否するようです。
個人的な見解として、橋下氏が取締役に就任すると、以下の事柄が自分達にとって、不利に働くからではないでしょうか?
① 今回の福井県高浜町の元助役からの金品受領問題で、第三者委員会が出した報告書を、法律家としての橋本氏に指摘されてしまうから。
② 風通しが良くなりすぎて、風邪をひく可能性があるから。
③ もしかしたら役員報酬を受け取らず、高額の役員報酬を受け取っている役員が、肩身が狭くなるから。
仮に、反関電派が橋本氏だけなら、多数決では絶対に橋本氏に勝ち目は無い。それでもこれだけ頑なに拒むのは、やはり今の執行部または次期執行部にとって、痛くもない腹を探られるのでは?と考えてしまうのです。