採用支援特命係長 高橋克典です。
昨日は対照的な話を聞きました。
私は仕事柄、人材ビジネスをされている方と定期的に
情報交換をしています。昨日ランチでお会いしたのは、
日本の人材会社の方。
その方は長く銀行にいらしたので、金融業界に精通されています。
リーマン以降、金融業界の転職市場は冷え込んでおり、
まだ厳しい状況が続いているそうです。
仮にポジションがあっても、企業が厳選して採用するので、
候補者がいても中々決まらない、10年以上この仕事をしているが
実に厳しい状況だ、と嘆いていました。
その後、夕方お会いしたのは、イギリス人のコンサルタント。
2週間のシンガポール、香港出張から帰国したばかりだったので、
現地の様子を伺いました。
その方も銀行出身で、金融業界を専門にしています。
シンガポール、香港の転職市場は既に回復しており、
実にホットだそうです。
欧州系の某銀行は、日本支社の求人がほぼゼロなのに対し
シンガポールだけで800(!)のオープニングがあるとのこと。
(念のため、聞き直しましたが、やはり800でした)
シンガポールは英語が共通言語で、また多くの企業がアジアでの
本社機能を有していることもあり、シンガポール人だけでなく、欧米人も大量に
採用しています。
日本で働いていた欧米人の専門職の方がシンガポールに転職して
移っているケースが最近多いそうです。
その方自身、今まで東京ベースだったのが、今年からシンガポールにベースを移して
ビジネスを展開していくそうです。採用だけでなく、研修やコーチングのニーズも
たくさんあるそうです。
欧米のグローバル企業は、採用、人材教育だけ見てもアジアへの投資を加速
しているのですね。(日本への投資が相変わらず凍結されているのと対照的です)
日本だけ置いてけぼりにされていると感じているのは私だけではない筈。
元気になって欲しいです。
「頑張れニッポン!」