かなり前の話なのですが、企業様の採用窓口を担当している時に、応募者の方より
「自分にスカウトメールがきたから応募してやったのに、書類で落とすとは何事だ!」
という、非常にご立腹のお電話を受けたことがあります。
求職者の中には、まれに「クレーマー」になる人がいます。
新卒採用よりも、中途採用の場合が圧倒的に多いです。
そのほどんどが
「なんで俺(私)を落としたんだ!」
という内容。
採用の現場では、こういった電話対応に長時間時間を割くことも、そんなに珍しいことではありません。
この方の場合は、転職サイト経由で届いた企業のDMを読んで応募、その後書類選考にて不合格通知が届いたことへのクレームでした。
ご存知の方も多いと思いますが、メジャーな転職サイトでは、スカウトメール、ターゲティングDM etc・・・色んな名称のオプションが用意されています。
ある程度属性をしぼって配信するDM、募集地域の方全員に送るメーリングニュース、その人の経歴をかなり詳しく見て送るスカウトメールなど、実は色々な配信の仕方があります。
(その種類によって、企業が運営会社に支払う価格は全然違います)
たいていのDMには、【●●様】というように、宛名まで入っていますよね。
しかしこれらは、転職サイトの運営側がいわば勝手に作ったオプションであり、送られてくる求職者(登録者)が全てを把握してるわけはありません。
なので、さきほどの
「自分にスカウトメールがきたから応募してやったのに、書類で落とすとは何事だ!」
は、あってしかるべきクレームとも言えます。
(ただし、この方のもとに配信されたメールは、ある程度の属性でしぼったメールで、本文にも『書類選考があります』と記載されているものでした。)
現在の企業の採用のメジャーなシーンでは、大きな2段階があるように思います。
第一弾:求人広告
第二弾:選考
この第一弾の段階は、企業情報、求人の詳細、求職者へのメッセージなど、「いかに企業の良さをアピールし、よい人材、多くの人材に応募してもらうか」といった
広 告
であるのに対し、第二段階になると「あなたをジャッジします」「うちの会社に適しているか判断します」といった、
選 考
に変わります。
この差が大きければ大きいほど、企業と人とのマッチングが遠回りしてゆくような気もします。
「広告事業」も「選考支援」「選考代行」事業も行ってるインターワークスだからこそ、なにかもっといい機会の創造ができるはず!と、色んなサービスを企画している毎日です。

