昨日、明治安田生命保険調べによる、今春の新入社員を対象と
した「理想の上司像」が発表されました。
男性上司は
1位、関根勤
2位、山口智充
3位、唐沢寿明
4位、タモリ
5位、イチロー
女性上司は
1位、天海祐希
2位、真矢みき
3位、江角マキコ
4位、篠原涼子
5位、仲間由起恵
理想の男性上司の理由で多かったのが「親しみやすさ」、女性上司の理由で多かったのが「頼れそう」。
最初、この結果を見た時
「ふーん・・・男性上司には親しみやすさを求めて、女性上司には頼りがいを求めるのか・・・」
という感じでしたが、やっぱりこの理由の違いに違和感。
男性陣は俳優、タレント・芸人・スポーツ選手とバラエティー豊かなラインナップなのに比べて、女性のラインナップは女優さんだけ。
よく見ると、この女優さん達全員「頼れそう」な、「女性上司役(キャリアウーマン役)」やってますね。
しかもけっこう、そんなドラマの役柄のキャラがかぶってませんか?
パンツスーツがよく似合って、結婚してなくて、部下や後輩に「●●しなさい!」とか言っちゃう姉御肌な女性。
きっと、こういったドラマぐらいしか「女性の上司」の発想がないのかもしれません。
想像の資源が薄いのですね。
最近、ご自身で起業されている女性や、役職をお持ちの女性にお会いする機会が増えました。
本日も、とある企業の女性CEOにお会いしましたが、現実の「働く出世した女性」でキャラクターがかぶってる人はいません。
むしろ皆さん個性的です。
日本のメディアが描く女性像が、現実と同じくさらに豊かになることを願っています。