こんにちは。吉岡です。
インターワークス採用支援部では、新卒採用、中途採用共に企業様の人材の採用を幅広くお手伝いしています。
お手伝いをさせていただいている立場でこういうことを書くのもなんなんですが、時々本当に
「日本の新卒採用のシステムってなんなんだろう????」
と疑問に思うことがあります。
青山学院大学は先月末の理事会で、今春から「卒業延期制度」を導入することを決定したそうです。
卒業に必要な単位を取得した学生でも、希望すれば留年が可能で、授業料は基本的に半額だとか。
学生を支援しつつ、授業料で経済的負担が重くならないよう配慮した制度で、東京工芸大学や湘南工科大学も同様の制度を導入するそうです。
このように、就職が決まらなかった学生が、翌年度も就職に有利な「新卒」で就職活動ができるように、卒業要件を満たしても在学させる「希望留年制度」を設ける大学が増えています。
就職浪人ではなく
「大学公認の留年制度」
ということです。
このような制度を導入した大学は、全国で数十校に及ぶそうです。
今の日本の不思議な「新卒採用」の仕組みにのっとって、大学側が学生のためを思って導入した制度だということは、痛いほど分かります。
でも、なんか、どこかおかしい気がしてならないのです。
「新卒採用」ってなんでしょうか。
採用コンシェルジュ 吉岡 美奈