第165回 「未来の扉が開いた!」 | インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ

第165回 「未来の扉が開いた!」

 昨年の7月10日、「現在、従来の携帯端末と、スマートフォンの比率は、97対3ぐらいといわれている。」と、コラムに書きました。


 一年後の今、ネットワーク機能、コンテンツ、クラウド、アンドロイド、SNS等の脅威的な発展によって、「スマートフォン」を手にしている姿をいたるところで目にします。


 本格的なネットワーク情報端末を搭載した「スマートフォン」は、人々に強烈なインパクトを与え、ライフスタイルを変えつつあります。


更に「スマートフォン」が浸透すると、私達の生活に、いったい何をもたらすのでしょうか?


 職場と家庭、地域を超え、境目が見えなくなり、個々人や、企業との接点がいつでもどこでも持てる世界が到来し、境目のない生活のマルチタスク化を可能にする世界の訪れを感じます。


 過日、アップルが4-6月期の決算を発表し、予測を超えるほどの好調な決算となりました。


中でもiPadが売り上げを大きく伸ばし、同四半期にiPadは920万台、60億ドルの売り上げを記録、Macの390万台、51億ドルの売り上げを超えた。iPadは発売後1年強で、Mac事業を超えたことになります。


 25年前、パソコンを世の中に送り出したアップルのCEOスティーブ・ジョブスが、今年6月6日、サンフランシスコで、「パソコンはデジタルライフの主役でなくなる」と告げました。


 ポストPC時代の主役はスマートフォンにあり、アップルが今秋に始める新サービス「アイクラウド」は、また新たな世界を創りだす現実味を感じます。


 デジタル社会を牽引してきた希代の起業家スティーブ・ジョブスが、また新たなデジタル社会の未来の扉を開けました!

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