第49回 ほんまもん経営力
新年新心
21世紀幕開けの昨年は、いよいよ「ほんまもん」が勝ち残り、企業間の格差がいちじるしく開いた年となった。
例年、故郷の寺山八幡神社で迎えている。
勝ち残る企業は、「本当に成長する価値のある独自のビジネスを発掘し、確立して、顧客との接点にすべてを集中している。
自分たちの競い合っている事業分野の中で秀で、ひたすらナンバーワン、もしくはオンリーワンを目指す企業でだ。
無駄を省いたスリムな形態を持つ事業であること。
他社とは異なるビジネスモデルを有し、コストが最低であること。
商品もしくはサービスの、クオリティが世界水準であること。
明解な技術的武器、ニッチ市場で他にない強みを持っている企業になる事だ。
規模はどうあるべきなのか、成長のスピードはどのくらいでゆくのか、また、どのくらいの経営資源の人材と資金を投下して、自分達の先導的なポジションを確保するシナリオを明確にして、決断と実行を繰り返さなければならない。
自分自身にこの問いかけをしない2002年の企業、経営者は理由がなんであれ、早い時期に姿を消すことになる。
「ほんまもんの経営力」が試される時となった。
2002年馬年を駈け抜けてゆきましょう!
本年も宜しくお願いします。