第24回 「個人が儲かる仕組み」と「出島」 | インキュベーター社長日記 | インターウォーズ株式会社 吉井信隆のブログ

第24回 「個人が儲かる仕組み」と「出島」

企業間の格差が、年々益々開いてきた。


競争優位の施策として、個人を生かし、個人が儲かる仕組みを作らなければ、結局企業も繁栄しない。


サバイバルしてゆくには、新しい価値を創り出さなければならない。


可能にするには、ビジネスクリエイターの存在が大切だ。


ビジネスクリエイターは、個性が強く、一番面白い処と居心地のいい処に動く。


協調性のない人が多く、既存の組織では異端児、変人扱いされ、組織からはじき出されることも多い。


ITフィールドで、新たな利益を生み出すには、こういったビジネスに通じた人材が必要だ。


新たなビジネスモデルや事業を創るには、自社内でなく「出島」として、社外環境で開発させる「場」が、大切だ。


商品やビジネスモデルを創造する人材を引きつけ、うまく生かすポイントの一つは、こういった「出島」を持つことにある。


報酬も、結果が出た時は、成果にを支払う。他の人より百万円多いなどといった分配の論理だと、優秀な人材は来なく、いても辞める。


「十億儲けたら、いくら払う」という感じのストックオプションなども含めた報酬が、必要だ。 


既存企業が、「出島」や独自フィー制度を作れば、ベンチャー企業より圧倒的に強くなる。


別会社で、イノベーションが起きれば本体にインパクトを与え、企業を変えるかもしれない。

企業のトップは、「社員が力いっぱい走れる場創り」と「個人が儲かる仕組み創り」が重要な仕事だ。


「価値事業、商品」が出て、儲かる。







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