実父が倒れバタバタしておりまして更新しておりませんでした。申し訳ありませんでした。

本日は、面接でも有効なアピールについてお話します。

私がいつもカウンセリングの中で候補者の方にする質問があります。

企業が欲しい中途社員(新卒も実は同じなのですが・・)ってどんな人でしょうか?
ヒントは「全世界、全産業、全職種共通です」

すると皆さん、

「明るくコミュニケーション力がある人」
「周りを巻き込んで仕事を推し進められる人」
「自己犠牲の精神で仕事をしてくれる人」
「コーラを買ってきて!と言ったらダッシュで買いに行ってくれる人」(笑

というようなお答えをされます。
すべて正解ですよね。

でも本当の答えは
「お給料以上に会社に利益をもたらしてくれる人かどうか?」
です。

(前提に「営利団体において」が抜けていたので、そこは申し訳ありません。)

上記を否定する経営者はいないと思います。但し、大きい組織で現場の採用担当に降りてくるとどんどんブレてきて、本当に「コーラをダッシュで買いに行く人」となる場合もあります。(これ実話です)

特にベンチャー企業の面接の場合ですと、経営者や経営層に近い人が面接に出てくるケースが多いので
このポイントがとても重要になってきます。

ということはどういうことかと言いますと

「レジュメや面接で ”お給料以上に会社の利益に貢献してきた、これからも貢献していく”ということを知らしめる」

ということが重要になってきます。

また、ただ上記を書いたり、言ったりするだけでは足りません。
その「裏付け」が必要なのです。

相手を納得させるためには「裏付け」があったほうが納得、説得させ易いのは皆さんの今までの人生の中でご経験済みかと思います。

「僕はとっても優秀なんです」で終わる人と
「僕はとっても優秀なんです。何故なら、FY09は予算100のところを120、FY10は200のところを250達成し、FY10は1位/300人中でした」というほうが相手に伝わり易いですよね。(前に数値化のお話はしましたね)

冒頭の「全職種」も同じことです。

例えば外資では、経理や人事などの管理部門は コストセンター
営業やコンサルタントの部門は プロフィットセンター と呼ばれます。

コストセンターでの採用であっても、例えば50万円/月もらう経理の人は、直接的に、あるいは間接的に毎月50万円以上の利益に貢献しないのであれば、会社に居てはいけないということになります。(50万円以上の利益→福利厚生費などの除いています)ゆえ、過去もそうしてきたし、これからもそうしていけます!という説明が必要ですよというお話をさせて戴いております。

如何でしたか?
次回も面接に関してのお話にしたいと思います。