TOEICについてです。


TOEICはあくまでも”目安”であり、実力とイコールでは無い場合もありますが、採用側がひとつの”目安”にしているという現実があります。


英語がおできになる方で、「私は喋れるのでTOEICなんて必要ないのだ!」という方もいらっしゃるのですが、

上記のように、「採用側が目安にしているという現実」に対して、対策を講じられていないということになってしまします。(失礼!)


また、

・今まで受けたことが無い

・受けたことはあるが、10年以上前のものしか無い

なども、採用側が「TOEICを目安にしているという、現在の転職市場を理解していないのかしら?」と×を付けられてしまうことも実際にあります。


TOEICは採用側のHRの事務処理の担当者の”Excuse”=言い訳なのです。

現場から「TOEIC800点以上の人のレジュメをよこせ!」と言われているのに、書いてない人や、それより低いスコアの人のレジュメをFwdすると怒られてしまうのです。


なので、記載していない(=受験したことが無い)より、記載してあるほうが良いですし、低い点数より、高い点数のほうが良いのです。


一方で、公開テストは時間も手間もお金も掛かります。また皆さんお忙しいでしょうし、いざ転職活動をスタートしようと思ったときに、2ヶ月先の公開テスト受験+結果は一ヵ月後。。では機動性に欠け、やる気もダウンしてしまいますよね。


ゆえ、私どもでは以下の方法もありますよ!とお話をさせて戴いています。

(この方法を推奨しているエージェントは他に無いと皆さんから伺っております。)


①模擬テスト集を本屋で買ってきて家で模擬テストをやる


TOEIC模擬テスト集を本屋さんで買ってきて、テストをし、自己採点します。TOEICは200問で990点満点なので、単純に一問5点では無いのですが、一問5点で構いませんので自己採点します。

で、そのスコアを履歴書の資格のところに、


2011年01月 TOEIC800点(模試)


と書きます。

”模試”の文字が無いと、入社の際に「TOEIC協会のProof(証明書)を持ってきて下さい」と言われてしまいますが、”模試”と書いておけば、

「おまえらが目安にしているというから、わざわざ受けてやったのだ!ありがたいと思え!」(笑

と言えます。

またTOEICは”コツ”があるので、一回目より三回目が+200点!ということもありますので、何度かやってみて最高スコアを書くこともできます。



②上記①も面倒だ!という忙しい方


http://p-college.obunsha.co.jp/toeic/pr/shindan/moshi/


このURLは旺文社の無料TOEICテストです。簡易版で、通常200問のところ、20問です。ゆえ15分くらいで終わります。で、最後にスコアが出ます。。。もうお分かりですよね!上記①と同じロジックで履歴書に


2011年01月 TOEIC800点(模試)


と書けばおしまいです!


一般的には

・メール等での読み書きのやりとりを親会社とやる業務 → TOEIC600以上あればOK

・電話の取次ぎレベル → TOEIC600以上あればOK(そんなに要らない場合もあります)

・多少話せればOK   → TOEIC700前後

・読み書きは勿論、契約内容について等、電話会議でちゃんと話せるレベル →TOEIC850点以上

と採用側は認識しています。


そういう私も、某リクルートエージェント経由で、某日本オラクルに入社したのですが、そのときの私のレジュメ上のTOEICは660点でした。。で、エージェントさんが「今回700点以上の人を募集してるんだよねー。。」とおっしゃるので、「じゃあ模擬テストやったので700点で出して下さい!」と言って、TOEIC 700点(模試)にUpdateしてもらい、日本オラクルに入社しちゃいました(!)結局、6年近くいたのですが、辞めるときは800点だったので、ウソにはならなかったのですが、コミット&チャレンジで、あとで絶対マークするから!というコミットで書いてしまうことができるのが模試のメリットだと思います。

ちなみに、エージェントとしては、ご本人にTOEICスコアの”上乗せ”を強要したことはありません(笑)