■退職理由をレジュメ上に、書いておくか、書かないか について


まず、レジュメに退職理由を書く方と書かない方がいらっしゃいますが、私は「書いておく」ことを必ずお勧めしています。(リクルートは”書かなくて良いです”と言うようです・・)

その理由は、いくつかあります。

①書いていないと読み手に色々な退職理由を想像させてしまう。

 これはその1でも書きましたが、義理のお父さんに出すとしたら?と考えてみて下さい。

②書いていないと面接で必ず聞かれる。

③面接でのお話が”長め”になる方は、退職理由を聞かれた際に「そこに書いてあるように・・」と言える。

④”誘われたため”(後述)などの「私は優秀なため・・」とのアピールにも利用できる

等盛りだくさんだからです。

 

■退職理由の内容について


退職理由は、ネガティブとポジティブなものがありますよね。

例えば、ポジティブなものは「知人に誘われて」や「ヘッドハントされて」等です。これは「優秀だからこそ」誘われる訳ですから、必ず記載したほうが良いです。またネガティブなものというのは、「上司とウマが合わなかった」とか、「やりたい仕事ができないから」など、また「会社倒産」、「業績悪化のため早期退職プランが打ち出され」等ご本人の責任では無いものもあります。


退職理由でネガティブなものの場合、一番無難なものは読み手や聞き手が「じゃあ、しょうがないね」というものが一番無難と言われています。では、どうやったら「じゃあ、しょうがないね」になるかと言われているかと言うと、100人の透明人間がいるとします。そのうち90人が「そんな上司のいる会社、辞めてしまえ!」と言ったとしても、残り10人、すなわちマイナーな少数意見であったとしても「じゃあ、その上司を辞めさせるべく動いてみたの?何回討議してみたの?」や「その上司の上司にエスカレーションしてみたの?何回?」、「他部門に引っ張ってもらえるよう根回ししてみたの?」と突っ込まれる余地を残していると「じゃあ、しょうがないね」にならないと言われています。

もし、「しょうがないね」にならないリスクがある場合は、①「理論武装」しておくことと、またその理論理論武装した退職理由を記載しておけば、②ご本人の”備忘記録”として記載しておく、というメリットがあります。


次回もレジュメ編です!