学生の就職指導もう7年しています。また今仕事で求職者の方々にお仕事を紹介する仕事をもう10年やっています。
学生の中には、正直(えっ!)という子たちが、伊藤忠商事やANAやデータさん等優良企業に合格し、父兄からも感謝されたりもしています(笑
また本業でも、「おかげさまで内定取れました。ありがとうございました。」と感謝のお言葉を多数戴いております。
面接のロールプレイやレジュメ(エントリーシート)の書き方をアドバイスさせてもらっていますが、
どうも皆さん、「自分がアピールしたいこと、言いたいこと、書きたいこと」中心で”主観的”になっている方が多く見受けられます。
一番大切なことは「相手がどう思うか」です。
面接もレジュメも「相手がどう思うか」と意識し、更にその自分自身の面接やレジュメが、どう評価されるか?と
客観的な立ち位置=相手がどう思うかで見ることが大切なのです。
まず面接に行く前にレジュメで合格しないといけませんので、レジュメについてお話させて戴くと
良く例に出してお話するのが、「結婚する際に、会ったことの無い義理のお父さんになる方に
「今週の日曜日に伺ってもいいですか?」と打診したら、「いや、こなくていい。まずレジュメを送ってこい!」と言われたら、どんなレジュメを書きますか?」という問いかけをしています。
「私はこんな立派な学校を出て、こんな立派な会社に入り、こんなにすごいお客さんを相手に、会社から与えられたミッションをオーヴァーアチーブして、こんなに評価され、部下もたくさんいて、役職もあり・・・すなわち、
社会人として、ビジネスマンとして立派なんです。(転職をしている人は)いくつか会社を変わっていますが、
ジョブホッパーではありません!XXXというまともな理由で辞めていますので義父さん、安心して下さい。
給料もこれだけあるし、これからも出世していくので、お嬢さんを幸せにできますから、どうか結婚させて下さい」
という内容で書くはずです。
大切なことは「読み手に愛を」です。
会社がどういう会社か、資本金や従業員数など、ヘッダ情報として記載したほうが、読み手に愛があります。
学生も「山田ゼミ」とか書く人もいますが、「読み手に愛」がなさすぎます。
横道それますが、義理のお父さんが気にするのは、精神的に娘を幸せにできるかどうかより、経済的に幸せにできるかどうかですね(笑)
私にも8歳の娘がいるのですが、妻には「必ず書類審査から」と今から言っています(笑)
次回はレジュメの具体的なポイントに触れたいと思います。