今回は、はままるさんが

 

敬愛するカリスマ的存在のヒーラーさんに声をかけられ、

 

その事務所でスタッフとして勤務されていた時の話です。

 

 

 

 

結局2年半もの間

 

そこで受付スタッフとしてバイトをしていたそうですが、

 

今から思うと

 

 

当事者意識がほとんどなくただ他人に救ってほしい自分を体験し尽くした期間」

 

 

だったそうです。

 

 

 

 

 

 

敬愛するヒーラーであるTさんにスカウトされ、

 

これまでのセミナー受講者という立場から

 

スタッフとして憧れのTさんのもとで働けるということで、

 

いろんな期待を胸に

 

新たな環境に飛び込んだものの、

 

まず、転職前に思い描いていた理想とのギャップに驚きます。

 

 

 

 

初めての非正規雇用

給与が期待外れ

福利厚生がない

休みがない

つまりTさんのセミナー受講はできず

スタッフとして受付をするという立場が

ずっと続くわけです。

 

 

 

はままるさん曰く

 

そこに転職した当初から

 

 

 

 

さぞ自分をいい感じのところに導いてくれるんでしょうね、みたいな意識でいました」と。

 

 

 

 

 

だから

 

自分の思っていたような環境ではなかった時に、

 

誰かのせいにしたかった

 

 

 

 

 

でも周りはどう考えても優しくていい人たちで

 

言い訳できない。

 

 

 

 

前向きで、キラキラしている。

 

なんで自分はこんなに前向きになれないのか?

 

志が低いのか?

 

ゲスいことを思ってしまうのか?

 

 

 

 

そんなことを感じながらその気持ちを

 

誰にも打ち明けることができなかったそうです。

 

 

 

なぜなら、ここにいるべきなのは

 

「崇高な穢れのない」自分でなければならない

 

と思っていたから。

 

苦しい気持ちを持っていること自体

 

「甘ったれている」と思っていたし、

 

それを打ち明けることは

 

崇高な自分ではないと感じていたから。

 

 

 

 

 

 

「だから、

 

例えば体が疲れて休みたい時も

 

ただそれを伝えればいいのに

 

【自分が休むべき正当な理由】を探してそれを提示して休みをもらう、

 

ということをしていましたねー。」

 

 

 

 

 

「そんなことしなくても、

 

ただ休みが欲しいです、って伝える、

 

それだけで本当は良かった、

 

そういうことが理解される環境だったんです。」

 

 

 

 

実際休みに関しては

 

伝えたことですぐに改善され、

 

その問題は解消したものの、

 

他にもあるさまざまな心のモヤモヤを

 

そのまま伝えることはできなかったそうです。

 

 

 

 

「それまでの人生が

 

自分の本音をずっと言わずに来ているから、

 

 

 

本音を出すのは悪いこと、

迷惑をかけてしまうこと、

嫌われること、

 

 

 

 

勝手に思い込んで一人で悩んでしまって、

 

自分の気持ちが乗らないのに楽しそうに振る舞って、

 

善意を搾取されてるような感覚になったり、

 

自分だけが大切に扱われていない感覚になったりしていました

 

 

 

 

 

 

本音を出さずに

 

いかに自分の望みが叶えられるかを探っていたけど、

 

 

 

 

それって結局は他人任せ、

 

受け身のままということと同じなんです。

 

 

 

 

本音を言わないってことは

 

何を与えて良いかわからないってことなんですよね。」

 

 

 

 

 

 

 

「それまで

 

会社のルールや常識、枠の中で

 

業績を上げてNo1になることや、

 

人の顔色を伺って正解を探してそれをやって認められるという方法で

 

生きてこられたけど、

 

自分発信でやりたいことをやっていい、という

 

ある意味、制限のない環境に置かれると

 

やりたいことがわからなくなってしまったんです。」

 

 

 

 

 

 

 

確かに人の顔色を伺い、忖度して行動することは

 

ストレスではあるけれど、

 

相手に可愛がられたり

 

物事をスムーズに進ませるメリットもあります。

 

 

忖度する必要のない環境に置かれ、

 

これまでの方法が通用せず、

 

自分自身の本音と向き合わざるを得ない状況は

 

当時のはままるさんにとってはとても厳しいものに感じたそうです。

 

 

 

 

 

こうして2年半経った頃、

 

アパレルの仕事に戻るという理由をつけて

 

そこを離れるという選択をされます。

 

 

 

ただ、転職後もやはり

 

尊敬するTさんのセミナーを受講するために

 

再び通い始めた時に、

 

Tさんや運営スタッフの人と再会し

 

 

自分は既に自分のままで受け入れられていたし、大切にされていた

 

 

ということをふと感じ、

 

はままるさんの中で静かな気づきが起こります。

 

 

 

 

 

あの辛い期間は自作自演だったということ、

 

制限のない自由な世界でのトレーニングの期間であり、

 

もっと自由に本音を伝えてよかったんだということ。

 

 

 

 

 

今のはままるさんからは考えられませんが、

 

こういう経験があるからこそ、

 

はままるさんのセッションや講座では

 

クライアントさん自身の「本音」に目を向け、

 

そこにジャッジを入れないことを

 

大切なこととして伝えられているのだと感じました。

 

 

 

 

 

「いやー、みみっちーなー、まじで暗黒期っすねー」

 

と言いながら当時の思いを振り返っておられましたが、

 

おそらく人から嫌われるのが怖い人の多くが

 

持っている心の癖を

 

淡々と言語化されている姿に、

 

はままるさんの前で

 

本音を隠してきれいなことばっかり言ってても

 

 

 

 

 

一瞬でバレちゃうんだろうなー(汗)

 

 

 

 

と感じながらお話を聞いておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

大変リアルで貴重なお話をありがとうございました!