おはようございます。
NPO法人日本インタビュアー協会 副会長です。
ごのブログを見た会長 から、
「副会長よりも、理事にしたらどうかしら?」
とのご提案。
「いや会長。私は副会長で充分っすよ」
「あ、そうじゃなくて、副とつくより権威があるんじゃないの?」
「じゅあ、福がくるから、福会長にしましょうか?」
と、改名しました。
きっと、あなたにも福がきます。
さて、インタビュアーの養成セミナー で、インタビューのワークをやっていた生徒さんが、こんなことを言いました。
「なんか、悪くって聞けないんですよね」
インタビューのハードル。
なかなか、とび越えられないハードルです。
でも、相手を大切に思う。
大切とは、「大きく切る」と書く。
だから、話し手を大切に思って、ずばっと質問して心を切ってあげる。
切られた心のすきまから、話し手の本音がもれてくる。
「こんなこと、今まで人に話したことが無いのですが・・・」
「あ、思い出しました。そうなんです。こんなことがあったのです」
今まで心の奥底にしまってあった事実。
顕在意識や潜在意識が、固く鍵をかけてしまってあったこと。
それが、言葉となって出てくる。
このとき、話し手は自分で心の外科手術をしているのです。
いらない部分、手放したい心の膿。
それを吐き出して、捨ててしまっているのです。
そうじゃなきゃ、インタビュアーへ話すことなんてできませんから。
話し手は自分の言葉で、自分の心のいらないところを大きく切り取ってしまうのです。
そのときの話し手の顔は、満足感にあふれています。
自分の足で、高い山の頂に到達した登山家のように。
これは、心理カウンセリングも同様で、自分の足で到達することが大切。