明るい笑顔
で

’いらっしゃい’ と向かい入れてくれた美織さん
美織さんの今まで歩んできた道は?
どうして告知したのか?
病気前と後では何か違いがある?
これから、どんなことをしたい?

今回は、
美織さんの今までの人生についてのインタビューです。
『ボディジュエリー』の講師、
施術はもちろんですが、ボディジュエリストを育成する資格を持っています。
1-2年で50-60人の生徒さんがいる大人気の講師✨
きっかけはビックサイトのイベントでボディジュエリーを知り資格を取得。
教えてくださった先生がコンサルティング会社を経営されている方で副業で(ボディジュエリーの講師)ボディジュエリストを育成する方だったんです。
何かひとつ、自分でできることを探していたので、自分が施術することはもちろんのこと、ボディジュエリストを育てることでいろんなきっかけになり、収入にもなると勧めてもらい、すぐ講師としての資格を取りました〜。
(短期間に生徒さんが集まるのは美織さんの人柄と人脈ですね✨)

大学卒業後、レコード会社に就職、そして美容外科へ転職。
とにかく 仕事が楽しくて楽しくて仕方がない!クライアントの喜ぶ顔が嬉しくて嬉しくて!と7-8年クライアントと医師を繋ぐカウンセラーとして勤務しました。
仕事に夢中の生活の中、当時 合コンもはやっていて、いろんな職種の合コンに行ってました♪ お酒が楽しく飲める!っ 笑
ある合コンでいつも仕事の話で盛り上がるのに、このメンバーは沖縄行った〜とか仕事以外の楽しい話ばかり。自分は太陽を見ることのない程、毎日仕事をしていたから何にも話せなかった。
初めてこの時自分を見つめ直します。
このまま仕事ばかりの人生を歩んでいくのか?と違和感を持ちました。年齢を重ねれば表に出ては働けない、、、。
そんな中、
初めて自分を見直すきっかけになった合コンのメンバーの男性とお付き合いすることになり、あっという間にゴールイン❤️
初めての子どもが生まれた時にボディジュエリーの資格を取り、2人目を出産、順風満帆な生活を送っていたある日、病気が発覚しました。
初めは痔かなぁ?と軽い気持ちで過ごしていて、病院へ。痔と診断され薬を取っていたけれどなかなか治らず、
何だか胸さわぎがして『内視鏡の検査をしてください。』と医師に自分から申し出ました。
診断結果は悪性腫瘍、大腸がんです。
セカンドオピニオンは絶対に行った方がいいといろんな方にアドバイスをいただいてがん専門の病院へ行きました。
結果は、ステージ3B ステージ4に近い、リンパ節の転移がありかなり大きい、手術ができません。
自分の病気をFBで告知。

これから治療に入るし、「みおりちゃん、最近何かおかしいな?!」と周りを心配させるより、告知した方がいいのかもしれない。隠す理由はない。と告知し、いろんな意見をいただいたり、教えてもらいました。
治療法についての考え方は人それぞれです。
でも私は自分の中に答えがあって、ひとつひとつの治療を迷いなく決めていくことができて、とにかく前向きでした。
抗ガン剤治療して、リンパ節の腫れが治れば手術ができる!手術ができなければ話しにならない!私はこのまま死ぬことはできない!と。
(記事を書きながら、気持ちが溢れ手が止まってしまいます。)
抗ガン剤治療が効き、手術することになりました。
リンパ節が予想したよりも腫れていて、手術にかかる予定の時間より大幅に上回り14時間の大手術、無事終わりましたが、神経を触ったのか2ヶ月くらい30秒も立っていられませんでした。つらかった。。。
手術までとても前向きだったのに術後はつらい。
夜、寝るときは生きていけるかなと不安になり涙が溢れる。
ステージ3の生存率は50%、ステージ4の生存率は17%。30代の大腸がんは10万人に1人の確率。その中の1人に。。。
夢はそんなにないし、今死んでもHAPPYだと思っていた人生、
でも今は違う、
子どもたちに何をしているわけではないけれど、自分がいなくなったら何もしてあげらない。とてもいたたまれない気持ちになりました。
朝、部屋いっぱいに太陽の光✨を浴びると、
魔法の言葉を唱えます

「ありがとう」
「感謝します」
「嬉しい」
「楽しい」
「ついてる」
「許します」
「愛してます」
「90歳まで生きるからお願いします!」

感謝の気持ちが、違います。
気持ちは測れないし、言葉では言い表わすことはできないけれど、感じ方が全然違う。私に関わってくれていることに対して、見に染みて感謝の気持ちが溢れでます。
仕事に夢中で体に気を使っていなかった20代、平熱は35度代の低体温、37度を超えるとふらふらでした。冷え性、水が飲めない。コンビニと外食の生活、1人だからシャワーで十分。ダメダメ生活 

ご主人と知り合い、
健康に気をつけるようになりました。
水も飲むし、オーガニックのサプリメントも取り、湯船に浸かったり、平熱は36.6度にあがりました!
✨

手術後もミクロ単位で転移している可能性を妨げるため、抗ガン剤治療を6回受けた方がいいと医師から勧められ受けました。
1回目、部屋に入った時点で嘔吐が止まらず、2回目以降は受けることができませんでした。体がまったく受け付けなかったようです。

大きな夢はないけれど、
走りたい‼︎
(術後、走れなくなってしまったそう)
ホノルルマラソンに出たい‼︎
友達が出場して、とっても感動した✨と教えてくれたから、その感動を味わいたい!
と笑顔で語ってくれました。
(美織ちゃんの笑顔がほんとキラキラ✨しています。私、応援します)
そして、
本当に救われたのは
周りの仲間が誰1人として
自分がいなくなるなんて
微塵も思っていなくて
みんな普通に接してくれ
頼みごとをしてくれました。
これは本当に嬉しかった。
(人の最高潮に嬉しいことは、自分を満たした次に、他人の役に立てること。頼られること。とある尊敬する方に教えていただきました。)
家族のおかげさま
友達のおかげさま
本当に『命ある』ことに感謝をしている。
(言葉で言い表わすことができない気持ちがたくさん伝わってきます。)
術後、7か月が経過した美織さん
子どもたちがいる中、インタビュー本当にありがとうございました。
(今はトイレに頻繁に行くけれど、それ以外は普通の生活を送っているそうです!)
病気のことを話すって、
まず、
話し手が受け入れていなければいけないので簡単ではないと思うんです。
そんな中、ひとつ返事でOKしてくれて、包み隠さず話してくれてありがとう!
そして、温かく見守っているご主人の和也さん、言葉には出さないけれど、美織ちゃんや子どもたちを包み込むような愛を感じました。
2人に1人は「がん」と言われるような時代、
だからといって病気に慣れてはいけない。
自分を大切にすること。
また、病気になったとしても自分を責めないこと。
読んでくださるみなさまに何か心にとめていただけるような記事であるますように…
お読みになっていただきありがとうございました❤️
次回、また、美織さんの満面なステキな笑顔をご紹介しますね
