【雑談】就職先を決めるに当たって | 三鷹寮ヘボチューターのブログ

【雑談】就職先を決めるに当たって

なぜ、いくつかある内定先から、その会社を選ぶのか?


内定を頂いてから一ヶ月強、考えてきた。

そのうち20日位サボってたのはナイショ。w


内定している会社を並べて、それぞれの項目に◎、○、△をつけるのは簡単だ。

OB訪問を繰り返せば記号位は付けられる。


でもそんな表は、これから何年も働く会社選びの決定打にはならない。

やはり人間の決断は論理だけでは無理だ。


証券のホールセール(多分IB)か、リクルートか?


昨日から「リーダーシップの旅」という本を読んだり、

(※蛇足だがこの本は本当にオススメ!)

コンサルの内定者懇親会へ行ったり、

友人に相談に乗ってもらったり・・・。


それでなんとなく答えらしきものが出た気がする。


俺は今まで希少性という軸を大事にしてきた。


幼少時、勉強は人並み以上にできた。

一方、周りの人間は中卒か高校中退という中で育った。

周りの人間の中では希少性の高い人間だった。


大学時、勉強を全くせず、飛び込み営業をしたり、カラオケではしゃいだりしていた。

一方、周りの人間(大学の学科の友達)は勉強をそこそこやっていたし、

バイトはガチンコなモノではなかった。

つまり大学時にも周りの人間の中では希少性の高い人間だった。


そんな俺が今大学院にいる。

これから社会へ出て行く。


その中で、俺はやはり希少性のある人間でいたい。

インベストメントバンカーは、社会を見る観点が一般のサラリーマンと違う。

それは社会構造を豊富な財務・金融知識から深く理解するだけではなく、

相手にする人間が社長や財務部長といった、社会を俯瞰する立場だからだ。

リクルートは社会を見る観点が現場、つまり一般人からである。

その観点はあふれている。

誰でもそのような観点を持つ事はできる。

(だが、実際にその観点を使って社会を変革していく人は少ない。

そこにリクルートの実行力という価値がある)


もし俺がインベストメントバンカーになったとしよう。

インベストメントバンカーは基本的にお金が大好きだ。

またコンサルタントよりも社会貢献に対する情熱は薄い気がする。

その中で、

俺が「社会貢献に注力したいインベストメントバンカー出身の○○」になったら

社会の中で希少なのではないか。


また

実家に帰れば、現場感覚は否応にも付けざるを得ない。

実際今まで現場感覚を大事にしてきた。だから飛び込み営業もした。

これから現場感覚をバカにしないマインドさえ大事にしていれば

実家に帰っても現場感覚を呼び戻す事はできる。


そうすると、

実家に帰った自分は

社会の上流工程に関して財務・金融面からの考えのアプローチを持ちつつ、

社会の下流工程に関して一般的な感覚からのアプローチをもてるのではないか。


それが自分の求める「バランス感覚の良い人間」ではないか。


明日、相談してみよう。