【ベリングポイント】社長とのお話
本日、ベリングポイントの内定者懇親会へ行って来た。
その中で社長の内田さんがおり、お話する機会を得た。
【ベリングポイントの事業内容】
コンサルティング
コンサルティングの中でもマネジメント(=戦略)+テクノロジー(=IT)を同時に行うファーム。
元々は会計系だが、今は監査と独立してコンサルティングを行っている。
人数は1000人。(全世界で17000人)
同業他社となるIBCS、アクセンチュアは2000人程度で戦略やITの上流工程を行う人は4割~5割。
つまり同じ位の人数である。
【ベリングポイント@日本 の国際性】
海外の案件は全案件の三割程。
海外の案件は大きく分けて三種類。
一つ目が外資系企業の日本進出、
二つ目が日系企業の海外進出、
三つ目が外資系企業への日本に関係ない仕事
(例えばシンガポールの企業のSCMに関する仕事。ベリングポイントの日本社員が持つノウハウを提供)
英語のできる新入社員には海外案件に100%関わる事が可能。
英語のできない社員も海外案件の70%位には関わる事ができるようだ。
【ベリングポイントのクライアントの種類】
様々な企業があるようだ。
ほぼ全業界にクライアントがいるらしく、クライアントは東証一部の大企業クラス。
(あまり大きくない企業からコンサルティングの依頼が来ても断るようだ。それはその企業の為)
【同業他社と比較した特徴】
■IBCS
しっかりと組織化されている。
新入社員向け研修が二年。
若い社員の仕事はシステム構築。
指示されて素直に従う組織。
若い人はITが主な仕事。
そこそこ収入が入ってくるまたは仕事内容が安定した生活を送りたいのならIBCSがオススメ。
■ベリングポイント
成長途上の組織。
研修は2ヶ月程。
OJTで鍛える。
戦略とITを若いうちから行う(←SCMチーム云々と言う様に、経営課題解決の方策によって部署があるから)
収入は多いが仕事内容は創造力が要求されるのでキツイ。創造力を鍛えたい人にオススメ。
【内定者に伝えたい事】
「正しく仕事をやる人間になるな。正しい事をする人間になれ」
意味:
正しく仕事をする人間は組織の中で決められた手順を踏む指示待ち人間。
これを社長はサラリーマンと呼ぶ。
一方、正しい事をする人間とは、自分の内なる声を聞いてそれを実行する人間。
そこには組織や上司のしがらみはない。
これを社長はビジネスマンと呼ぶ。
サラリーマンよりもビジネスマンになれ。
【感想】
最後の内定者に伝えたい事が印象に残った。
正しい事をする人間がビジネスマンである。
決して組織で指示を忠実に守る人間はプロではない。
ベリングポイントは正しい事をする人間を育て、プロに選ばれるファームになりたいとおっしゃっていた。
正しい事をする人間は最初軋轢があるものの、最後にはクライアント、そして社会を変革する。
これはリクルートが輩出するリーダー像そのものだと思った。
ベリングポイントとリクルート。
業種は全く違うが、根底の考えは同じである事に、
今このような人間が求められているのだ(そして評価されるのだ)と感じた。