急なスケジュールで、伊勢市に下見に出かけました。
下打ち合わせです。
左端の伊勢「三玄」の、松原料理長からのご紹介です。彼らは、伊勢を代表する料理人。
店主は泉幸一郎さん。
この字は、第58代の横綱千代の富士による揮毫。
横綱が大阪巡業の度に、吉兆で修行中だった頃の泉さんが、支度部屋に料理を届ける役目だったことが縁とのこと。
店主の泉さんは、かの「吉兆」で11年も修行された人物です。
うなぎを肝、頭、骨と余すことなく、フルコースで食べさせてくれます。
自分のことでもないのに、世界に誇る味だと自慢をしたくなる。
半助(頭)の南蛮漬けの味には、「恐れ入りました」と、思わず頭を下げる。
ウザクのきゅうりの食感には、包丁の冴えが、これでもか!と、挑戦状を叩きつける。
1匹のうなぎを全て余すことなく調理する、この店主は「神」かと頭を垂れる。
さすがに吉兆!と、立ち上がって拍手した私。
このようなうなぎ料理フルコースを食べたことは、全員が一度もない。
グルメ会の皆さまを、是非お連れしたい。
明日は「肉じゃが」にしよう!
「しんや」の鯛焼きを食べて帰路につきました。
ここの鯛焼きも、おいしいのよね。