急なスケジュールで、伊勢市に下見に出かけました。

下打ち合わせです。



グルメ会の企画、生徒さんらをお連れするバスツアーの下見をすることは、私の大切な仕事のひとつです。

今日は、伊勢市のうなぎ「千代幸」さんへ。
玄関の前で、証拠写真。グラサングラサングラサン

書類バックを、そろそろ変えないと。笑い泣き笑い泣き笑い泣き



この雑誌を熟読してから、出かけました。

左端の伊勢「三玄」の、松原料理長からのご紹介です。彼らは、伊勢を代表する料理人。




まずは安濃パーキングエリアに立ち寄って、「サバ子の炙り」を買います。


今回の目的地は、うなぎの千代幸。
店主は泉幸一郎さん。

この字は、第58代の横綱千代の富士による揮毫。

横綱が大阪巡業の度に、吉兆で修行中だった頃の泉さんが、支度部屋に料理を届ける役目だったことが縁とのこと。


店主の泉さんは、かの「吉兆」で11年も修行された人物です。



たかがウナギと侮ってはなりません。

うなぎを肝、頭、骨と余すことなく、フルコースで食べさせてくれます。

自分のことでもないのに、世界に誇る味だと自慢をしたくなる。



左手のウナギの肝の味と食感に、頭を叩き割られたような衝撃を受け。

半助(頭)の南蛮漬けの味には、「恐れ入りました」と、思わず頭を下げる。

ウザクのきゅうりの食感には、包丁の冴えが、これでもか!と、挑戦状を叩きつける。



ウナギの薄造りに、舞い上がり。

1匹のうなぎを全て余すことなく調理する、この店主は「神」かと頭を垂れる。




同行者たちが興奮のるつぼと化した、ウナギの白焼き。

さすがに吉兆!と、立ち上がって拍手した私。



伊勢芋のとろろが添えられた「うなとろ膳」を食べ終えた頃には、同行者たちはほとんど天国気分。

このようなうなぎ料理フルコースを食べたことは、全員が一度もない。

グルメ会の皆さまを、是非お連れしたい。


この後は松阪牛を買い求め。
明日は「肉じゃが」にしよう!




「しんや」の鯛焼きを食べて帰路につきました。

ここの鯛焼きも、おいしいのよね。