お節料理レッスンを自分だけのレシピで開始したのは、一体いつ頃からだったかしら?
40年ほど前に始めた「お節料理レッスン」は、当初は日本料理の講師として出講してくださっていた料亭の料理長のレシピでした。


もちろん、その頃の私はただのアシスタント。


家庭で作りやすい優しい味の伊達巻きレシピを模索し、試行錯誤し、80本もの伊達巻きを作れるようになるには10年の歳月を要しました。
ドライベリーのさわやかな酸味が、新しい味を作りだしたわと小さな自己満足。
ここに至るには、実姉から姪からアルバイトさんから、述べ50人ほどのスタッフが尽力してくれました。
血気盛んな頃は260段ものお節を作り、私の勢いも尋常ではなかったと振り返りますが、馬齢を重ねたこの頃は、若き講師たちや心細やかなアシスタントさん、優秀な生徒さんらの力でスルスルと作業が進みます。
私は口作業のみ。


かまぼこやハム、手まり麩などの他は、完全手作りです。
可愛い人向きのお節料理。


真ん中 手前の赤い「椿の花」は、桃蕪という愛知の名産のカブラを酢漬けにし、椿の花のように見立てたもの。黄色の雌しべは千切り柚子です。
自宅の庭の椿の葉を添えて。
狭くて並びきらないので、師範台までお節が占領します。


髪を振り乱しての私。
熱気が溢れる料理サロンなので、食材が傷まないように冷房を入れ。。
寒い

来年用に「鉢盛りお節」も試作してくれました。
料理サロンの玄関で。寒い


スタッフたちにお疲れさまの気持ちを込めて、ケーキタイム。


お節料理レッスンを開催して40年。
少しずつですが、新しい味や調理技法も確立しつつあるように感じます。
変わりゆくもの、それが人間なのでしょう。
これからも、先人の教えの上に努力を重ね、周りの方々にお支え頂きながら、学びを怠らず進化し続けたいと願っております。









