今日は大切な人に、お別れの言葉を言ってまいりました。

料理研究家は、今日もバタバタです。

午前中は「食のスペシャリストを目指す」クラス。

生徒さんたちがお料理サロンに入られるまでに、飲み物を用意します。




これは自家製のプラムジュース。
今朝作ったものです。



プラムの重さの70%のグラニュー糖をプラムと共に、レンジで5〜6分間加熱する。

ラップをしないで、色を生かすのがポイント。

ザルで濾してプラムシロップを作っておけば、冷蔵庫で3週間日保ちします。

このシロップを水で割って、生徒さんに飲んでもらったのです。





今日は、中国料理レストラン「サノイズミ」の、オーナーシェフ、佐野元彦先生をお招きしての特別レッスン。





笑顔とセンスが光る、新進気鋭の中国料理シェフ。ミシュランプレートにも選出された店です。



エビのオーロラソースなど、プロの技を伝授くださいました。




ご自慢の前菜も、ご披露下さいました。

杏仁豆腐のデザート付き。

私は講座の途中でサロンを出て、大切な人にお別れの言葉を言いに。。。

出入り業者さんの大旦那さまが亡くなられ、正午からのご葬儀だったのです。

この業者さん、20年以上にわたって、お料理教室に食材を手配してくださっています。

実直で融通がきかない頑固一徹の人でしたが、だからこそ間違いのない極上の品を届けてくださいました。

大奥さまが私の顔を見るなり、大粒の涙を流され。

これからも揺るぎのない信頼関係を築いてまいりましょうねと、目と目でご挨拶。

別れは悲しいけれど、後をしっかり守ってくださるご子息夫妻に未来を託します。

降りしきる雨の中、感謝の思いをいっぱいにして、ご冥福をお祈りしつつ、帰路につきました。