もう一つの恋 -39ページ目

もう一つの恋

かずくんとのこと

最後の最後の、本当の最後のお休みメール。

 

てぃんく、こんばんは。


> 二人とも"ごめんね"はやめよう。
> ありがとうでいっぱいのデートにしよう。
>
> 出会えて良かったって、あなたを好きになって良かったって
> そういうデートにしようね。

うん。わかった。ありがとう。
じゃ、11:30に。
おやすみ
かず

 

今日家に一人だったから

思いっきり泣いた。

泣き叫んだ。

 

別れの曲をいっぱい流して

昔のメールを何度も読み返して

いっぱい泣いた。

 

お風呂に入って、目を温めて冷やして

マッサージして涙の後を消した。

 

それから、最後の最後のケーキを焼いた。

 

ティンクの作ってくれるお菓子はいっつも美味しい。

本当に楽しみなんだ。

 

そう言っていつもほおばってくれた。

 

最後の最後も食べてもらおう。

 

それで腹筋して、ネイルしてます。

スワロのラインストーンてんこ盛りしちゃってます。

 

パックしてから寝よう。

王子様にずっと恋焦がれて、嵐の夜に助けたのに、
王子様のそばにいたくて、魔女に美しい声を奪われたのに、
王子様に寄り添いたくて、歩くたびに走る激痛にも耐えたのに・・・。

さようなら、王子様、人魚姫は眠る王子の手にそっと口付けました。
そして船の上から海へとびこんだのです。
人魚姫の身体は解けて解けて海の泡になっていきました。
けれどもその顔はとても幸せそうな安らかな顔でした。