もう一つの恋 -154ページ目

もう一つの恋

かずくんとのこと

ちょっとショックなことがあって
夜中にメールを入れておいた。

今朝返事が返ってきたけど、いちいちごもっともな意見ばかり。
そんなこと解ってる。
慰めて欲しかっただけなのにな。

朝1電話くれるかもってちょっと期待もしてたけど無かったし。
期待しないって思うけど、かずさんからのアクションは期待以下なんだよね。

お昼前仕事のメールを一件見落としていたので
確認の電話をいれたらものすごく事務的な電話で切られた。

悩み事については一言も言ってくれなかった。
一言でよかったのに。

結局カウンセリングとしてお金払ってるときしか優しくないって思っちゃった。

携帯メールに

「優しくないっ!(-_-)」
って入れたら
「そう、それはいつものこと、それに出かけようとしてたから」だって
「うん、いつも通りだね。優しいのはカウンセリングの時だけ。気をつけて行ってきてください」
って返したけど返事がないや。

かずさんが優しい言葉をくれないなんて分かり切ってるのに
たまに優しいときがあると期待しちゃうんだよね。
もしかしたらって
かずさんは人として問題のあるところがたくさんあると思う。
私がヒールでこけたときも置いていったし。

あとで指摘したら「俺、そういうとこがダメなんだよな」って言ってたけど
多分直す気ないとおもう。

あえて直させない。
あまり指摘もしない。

だってそういうところが直っていい男になったら、誰かに取られちゃうからね。

この間クライアントを紹介して欲しいと言われて断った。
私の周りの悩める経営者の妻達をターゲットにしようとしてるらしい。

「やだ、そんなの紹介したらとられちゃうもん」
「なんだよ、とられちゃうって俺は物じゃないぞ」
「物じゃないからだよ、物だったら代わりがあるでしょ。かずさんは代わりがいないんだよ」
「とられないから紹介してよ」
「よそで誰かに取られたら仕方ないけど、自分で墓穴掘るのはやだ」
「だからもてないっていってるのに」
「私みたいな変わり者がいるかもしれないでしょ、早く枯れちゃえ!!」

こんな会話してるときは、私かずさんの彼女って思ってていいんだよねって思えるのに。
それ以外は本当に冷たい。

こんな冷たい人もういいやって思うと
不思議なことに何かを察して連絡がくる。
で、ちょっとだけ優しい。

今度会える日は月曜日、会社の女の子達2人も一緒に焼き肉ランチ。
彼女たちは12:30までがお昼休み。
その後、お茶くらいする時間あるのかな?
その時の態度でひょっとしたら気持ちが冷めて楽になるかもしれない。

かずさんなんてだ~いきらいいっだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
と叫んでやりたい。

多分「知ってる」とか冷たくいいそうだから言わない。


かずさんに会ってきた。
とりあえず解決したことを告げて、経過を話した。
一通り話を聞いた後、彼なりの意見を言って
納得できなかったところは再度話をした。

「カウンセリングが必要なのか、ただ会いたいのか解らなくなった
って言ったら

「いいんじゃない、会ってすっきりするならそれで
白黒はっきりさせる必要ないでしょ。」
っていってたけど、仕事じゃなかったら今日は会ってくれたのかな?

でも今日はすごくリラックスしていろいろ話せた。
軽くヤキモチを妬いてみたりもしたけど笑って話を聞いてくれた。

一つお願いをしてみた。

「もし、私と同じような立場の人が現れたら、すぐに私を切って」

「そんなこと絶対ないよ」

「だって私達だって絶対あり得ない関係なのに、始まってしまったから、絶対無いは無い」

「わかった、心の隅に置いておくよ」

気がついたら2時間たってた。

駅の改札を過ぎて、別々のホーム別れるとき

「あのね、毎月Hはまずよなぁ~って言ってたけど来月なら誘ってもいいの?」

「なりゆきで」

「わかった」

別れ際すごく優しい笑顔だっ。
珍しいことに途中で振り返って手を振ってくれた。
初めてかも。

今日会って解ったこと。
前に「かずさんへの気持ちは愛じゃない、恋だ」って言ってたけど
もう恋じゃないかも、恋ならとっくに醒めてる。
かずさんの言動は他の人なら許せないこともある。
他の人ならあり得ないって思うこともたくさんある。

「なにもかも手に入れていいのかなって思う、恵まれすぎてると思う」

と言ったら、かずさんは
「5年掛かったけどね」
って笑った。

5年の間に恋が愛に変わっていったのかもね。
そのうち情になるんだと思う。
いつかきっと。






さっき夫が社員と「妻の浮気」の話をしていた。
「相手によっては笑うかも、おいおいなんでそいつなんだよって」と言っていた。
「かずさんだったら?」という質問が聞こえてちょっとドキドキ。
夫の答えは
「あはは、ありね~。でももしそうだったら...ちゃんと洗って返せっていってレンタル料もらう」だって。
私もかずさんの奥さんに払わなくちゃ。


金曜日の夜仕事で行き詰まって
カウンセラーとしてのかずさんが必要になった。
自分なりに考えて行動したつもりなんだけど迷いがでてかずさんの意見が聞きたかった。

土曜日仕事があるって言っていたので、前後に30分くらい話がでたら良いと思って
PCメールにカウンセリング依頼を出した。

出してしばらくしてから気がついたんだけど、土日はPCメールをチェックしないんだった。
だめじゃん。
ということで以来のキャンセルのメールも出しておいた。
「どうしてもダメだったら携帯にメールします。
なるべくじゃましないようにがんばります。」って

案の定、今朝まで返事は無かったけど、朝1で電話が掛かってくる予感がした。

一人でいるときに電話を取りたかったので、少し早めに家をでたら
歩いているときにでんわがかかって来た。

「今日の3時ならあいてるので、出てきて下さい」って


カウンセラーとしてのかずさんと会うためにはカウンセリングの費用がかかる。
まるでホストクラブに通ってかずさんを指名してるような気分になるときがある。
実際同じだと思うんだけどね。

本当は、「仕事でいやなことがあったの、会って話を聞いて~」って甘えられるといいんだよね。
それが本当だと思うの。
でも、カウンセラーとして雇うことでかずさんを逃げられなくしたかったんだと思う。
かずさんは「お金払ってまでそんな時間必要なの?」って何度も言ったけど
必要だって押し切った。

今日は会わなくても平気。
本当はね、もう解決したの。
一人で何とかしたんだよ。

なのに、お願いしますって言っちゃったよ。

だって会いたい。
あって声が聞きたい。
私はあなたに会ってから本当に弱い。