『未来を生きる君たちへ』 | I'm just on the line!

『未来を生きる君たちへ』





I'm just on the line!

原題:『HEAVNEN』

英題:『In A Better World』

2010年 デンマーク




都内では今週で上映が終わってしまう所で


何とかギリギリで観に行きました。




I'm just on the line!

エリアスとクリスチャン、2人の少年と家族。


それぞれ境遇が少々深刻な二組の家族が


生と死、愛と憎しみ、復讐と赦し、様々なテーマをもって問いかけをしてきます。




I'm just on the line!



原題の“heavnen”とは、デンマーク語で“復讐”。


非暴力を訴える、エリアスの父親も


やはり暴力でしか解決出来ない局面に苦悩する。





最後は一応ハッピーエンドではありますが


復讐は善か悪か?最終的には答えを見出せずに


邦題の示す通り問いかけを残したメッセージを強く感じます。





I'm just on the line!


舞台となるデンマークの景色が美しく


だけどどこか悲しげです。


そこも含めて私にとっては印象深い一本となりました。





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