扱いに困るモノを手放す
余所から入って来たモノを
まずは受け止め、必要とあらば吸収し
更に高める努力をしたりして
この国のあらゆる事物の形は出来上がって来たと思う私。
それは思想・学問や制度
文字を始めとする文化、芸術の一部も然り。
それらはけっして我が手を持て余す事無く
むしろ欠かせない物としてしっかりと根付かせ
更に成熟させ、独自の物へ昇華させてしまう能力は
きっとこの国の人々の宝と言えるでしょう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そんな器用な人々の国が
良かれと思って取り入れ(全ての人では無いが)、築き上げたモノが
全くもって制御不能となってしまう局面に遭遇する事になろうとは。
このようなモノが存在してしまっている事を
今更否定する事は出来ませんが
自らの命を始め、生態系そのものを脅かすモノであると
身をもって体験した過去を2度も持ちながら
おまけに制御出来ない危険を孕んだモノという認識の上で
敢えて利用するに至った経緯は見直さなければならないのは当然の事。
危険な作業に従事されている方には頭が下がりますが
指揮監督される皆様には
外にも目を向けて対応して欲しいと願うばかりです。
今後この事態をどう収拾するのか。
もはや当事者が処理出来る範疇では無いのは明白です。
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