集中力 | I'm just on the line!

集中力




月曜日の夜。


特に繁華街でも何でもない、東京の下町にある店。


平日の夜午後8時過ぎ。


帰る前に一息つこうと、静かにコーヒーでも飲めれば。。。


と思って入った店。



I’m just on the line!

カプチーノ M ¥290




初め、お客は私以外に2人。


ひたすら何か勉強している大学生くらいの男の子と


少し離れた席で携帯をいじるバイト帰りみたいな女の子。





こりゃ静かでいいね!と安心してオーダーして本を開いた次の瞬間。


私より更におばチャン度の高いおねーさん方5名来店。


続けてまたまた同年代のおねーさん4名来店。


店の中は、あっという間に彼女たちのワールドと化した。





なぜ、中年女性の声はあんなに響くのか。


なぜ、個人的な話を、あんなでかい声で話せるのか。


なぜ、こんな時間に集まって来るのか。


なぜ、この店に来るのか。


なぜ、なぜ、なぜ・・・(´;ω;`)





あっという間に私の平穏な時間は崩れ落ち、


これは早々に退散せなにゃぁ・・・と残りのコーヒーを飲みながら


私の斜め前方にいる男の子に目が行った。





彼は私が来た時とまったく変わらぬ調子で


相変わらずカリカリと勉強していた。


電卓を駆使して何かを盛んに計算し


傍らの教科書をめくりマーキングをしたり


何かを盛んにノートに記入している。





総勢9名のおねーさん方などは意に介さず、というより


まるでこの場に存在すらしていないかのように


全く無視し続けられる、すばらしい集中力。





それだけで、決して暗くはない彼の未来が見えた気がした。